今まで、テレビは新聞などで見かけてもどこか
他人事で非現実的だった出来事が、
ちょっと近いところで起きていて・・・
・・・。
虐待の話
今までは、虐待する親に怒りを感じていた。
虐待を繰り返すのに、自分で育てられないってわかっているので
次々と子供を産んでは、その子たちにも虐待を繰り返す・・・。
育てられないなら、産まなければいいのに・・・。
でも・・・。
近い場所で起きていた虐待。
人伝ではあるが、少し深い話や境遇を聞いた。
母親は20代前半。父親は30歳近いけど現在はアルバイト。
どちらの親も実家は遠く、すぐに会いに行ける距離ではない。
というより、疎遠になっていて子育てについて親に頼れない。
今住んでいる近くに頼れる知人もいない。
ちょっと想像してみた。
もし、私が同じ立場だったら・・・。
20歳代前半の時なんて遊びたい盛り。
でも、子どもを預けられる人もいない、
子育ての事なんてほとんど無知。
そんな中、旦那は少しでも稼ぐため仕事に行ってしまう。
頼れるママ友もいない。
家の中で一人、泣き続ける赤ん坊・・・。
平常な心で子育てを続けられるだろうか?
本心でなくても、つい「この子がいなければ」なんて
考えがよぎってしまわないだろうか?
頭で考えるより先に手が挙がってしまうことはないだろうか?
今、私が住んでいるのは何かあればすぐに隣近所に広まって
しまうような、密の濃い田舎で、困ったことがあれば
言わずとも自然に人が集まるような場所だ。
隣に住んでいる人がどんな人かもわからない、
人と人とのつながりが薄くなっている現代。
その、心の孤立は計り知れない。
もちろん、虐待なんて許されないことだ。
でも、親ばかりを責められるだろうか?
隣に住んでいる人が、子育てに悩んでいて
虐待をしていることに気付けるだろうか?
もし、気づけたとしても自分に何ができるだろうか?
周りに一人でも相談できる相手がいたら
何か違っていたのではないだろうか。
街で利用しやすい相談できる支援制度などは
なかったのだろうか?
人と人とのつながり・・・。
そんなことを少し思ってみた。










