そしてそれがまたずいぶん上手です。市民オペラのレベルの高さは既によく経験していて時にプロの団体のものより感動したりしますが、オーケストラもそれに近いものがある。「近い」と書いたのは市民オペラは主役にプロを使えるけれど、アマチュアオーケストラにはプロを使えないという違いがあるからです。プロが加わるとそれに引っ張られて全体が良くなる、という例はソリストによってオーケストラが格段に良くなった演奏会の事を以前書きました。
オーケストラ・シンフォニカ・フォレスタというオーケストラは初めて聴きました。
HPはこちら。
パンフレットの解説が非常に充実しています。こういう事を書けるメンバーが何人もいる、ということが分かります。






このオーケストラは弦楽器の人数が非常に多くて音が充実しているのが最大の特徴でしょう。しかし、もっとも目を引いたのはクラリネットの一人の奏者です。上手いです。目にも耳にもとまりました。自分の世界を持っています。けれどもソリストのような目立つ演奏ではなく、アンサンブルに溶け込んでいる演奏です。ご本人の指向と性格の反映のように思います。
名前が分かりませんが、素晴らしい演奏者でした。
名簿を見ると 飛田 藍さんのようです。
グーグルしたら少し情報が出てきますが東京大学卒だそうです。
アマチュアのレベルを越えています。他にしたいことがあるからプロにならなかった、という印象を受けました。演奏はプロですが。
またどこかで聴きたいものです。
次回(第4回)演奏会は2015年3月29日【来年です】
うーん、随分先です。