こんにちは　皆さん

２月１０日はモンゴルの旧正月でした。今回はモンゴルの旧正月「ツァガーン・サル」について少しお伝えしたいと思います。

「ツァガーン・サル」には、家族、親戚、友人が集まり「ごちそう」を楽しみながら、一年間の幸せを祈ります。「ツァガーン・サル」にはごちそうを口にするとき順番や、挨拶の仕方などに決まりがあり、モンゴルの文化を一年で一番強く感じられる行事です。

主な料理は、「ボーズ」と呼ばれる餃子のような蒸し料理です。

「ツァガーン・サル」の　「ボーズ」の作り方を説明します。

始めにボールに小麦粉と温水を入れて、手でよくこねます。一つにまとめ、サランラップで20分ぐらい休ませます。

次は羊肉と牛肉を包丁でミンチにします。日本では豚肉と牛肉のミンチで作ってもいいです。玉ねぎとニンニクを細かく切って、肉と一緒にボールに入れて、塩とコショウを加えて、よく混ぜ合わせて肉餡を作ります。

これで、ボーズを作る準備ができました。

生地を２つに分けて、それぞれ2㎝ぐらいの太さの棒状に伸ばします。

それぞれ切って、ボールに入れます。

ひとつずつめん棒で直径約8cmの円形に伸ばします、伸ばすとき注意することは、めんの真ん中を厚めに、周りは薄めに伸ばすことが大事です。

皮の真ん中に肉餡をのせて、引っ張るようにして作ったひだを寄せながら包みます。

包んだボーズの形はこういう形になります。

充分蒸気が上がったら、ボーズを蒸し器にのせて、15分から20分ぐらい蒸します。

一つの大きい皿に盛りつけて完成です。

皆さん、楽しみながら「ボーズ」を作って、体験してみてください。

今回の旧正月は、私は鳥取市に行って、そこに住んでいるモンゴルの仲間たちと一緒にお祝いしました。
その時には、モンゴルの有名な「ニースレル・サラダ」と「ホーショール」を作っていただきました。

「ニースレル・サラダ」モンゴル風のじゃがいものサラダです。

「ホーショール」揚げ餃子みたいな料理です。

とても楽しかったです。
自宅に招待してくれたビャンバさんのご家族に大変感謝しています。

有名な「ボーズ」だ