つれづれ365日

つれづれ365日

管理人のその時思ったこと、ハマリものなどつらつらと。 

話半分につきあってやってください☆

Amebaでブログを始めよう!

あと1刻で太陽が真上に上がる頃。

デュナンよりさらに西の山小屋にて。




「ねぇ、“カフ”さんって、どんな人?」

「え?」


窓から差し込む陽気が心地よく、セレナはついうとうととまどろんでいたが、

突然声をかけられて一気にこちらの世界に戻ってきた。


「なぁに? マイラ、なんて言ったの?」

「カフさん。 どんな人なの?」


マイラと呼ばれた少女は、陽だまりのような暖かい笑顔をセレナに向けた。

それをまっすぐに受け止め、問われた少女は少し頬を赤らめながら簡潔に答えた。


「すてきな人よ。 でも、どうしてそんなことを聞くの?」


明るい緑の瞳を細めたのは、

向かい合った1歳年上の友人の笑みにつられたせいか、

それとも、想い人に思いをはせたからか。


「そうね……、大切な妹を持つ姉の心境だから……かな」

「じゃあ大丈夫よ。 マイラもカフのこと、きっと気に入るから!」

「ふふ、そうだといいけど」




-同時間、別の場所にて-




「よぅ、愛しの彼女とはどうなんだ?」

「……ッぶハ!!!」


少し早めのランチの最中に、あいさつよりも先に飛んできた言葉。

レオはしばらくせきこんだ後、少し涙のにじんだ目を向けてみれば、

普段は不機嫌な顔をした男 ―カフが、今朝は妙ににやにやと、珍しく笑みを浮かべている。

しかしそれは無邪気なそれではなく、えらく下卑たものだったが。


「ずいぶん遅くに起きてきて、今日の第一声がそれか……」

「これでも十分に早いと思うけどな。……そだな、いつもうるさいのがいなかったから、結構寝られたか」

「ゴリガンは、あの放浪神とかいう男と、話があるとかなんとか。セレナはその間、退屈だからと勝手に遊びに行ってしまったな……あ、勝手に食うな!」

「スキを見せるのが悪い。 で、そのお姫様の行った先が、騎士様の恋人殿、と」

「べ、別に恋人というわけでは……」

「わかってる。 いまだに告白すらできない戦友への、せめてもの心遣いだ」

「………………」


同い年のハズなのに、どうしてこう、何も言い返せないんだ?

思わず突っ伏したレオの頭上から、心の内を知ってか知らずか声が降りかかる。


「興味はあるから、今度紹介しろよ。 値踏みしてやるから」

「絶対断る!!」





・・・・・・・・・・・・・・・




「あの……なんでこんなことになってしまったんでしょうか……」


見た目木製の人面杖が、さらに土気色の顔色になってしまっている。


「……すまない」


俺のせいではない。が、謝りたい気持ちだった。




目の前にはセレナ。

そして、彼女を挟んでふたりの覇者、カフとマイラが向かい合っている。

カフの表情はいつもと変わらず。 ただ、じぃっとマイラを見ている。

そしてマイラの方は、明らかに狼狽している様子。

セレナに向かって何か言いたそうにしてるが、肝心の声が出てこない。


わかる。


だって君はもっとまともな人間を想定してきたのだから。

少なくとも、この蒼いモヒカンをした、目つきも見た目も悪いチンピラじゃないハズだ。


「………………あの」

「25点」

「…………………………………………ハイ?」


やっと落着きを戻して声が出たと思ったら、急にカフがしゃべりだした。


「それでも身なりや化粧をほどこせば、まぁまぁ……かな?」

「? ………………………ッ!?」


最初はポカンとしていたが、点数の意味がわかるなり、みるみる表情が変わっていく。

バルベリトと対峙したときですら、こんな顔はしたことがない。

先ほどとは違う意味で声の出てこないマイラに、カフは涼しい顔で、


「あぁ、大丈夫。 物好きってのは、いるもんだから」


「 悪 か っ た わ ね      ッ !! 」


「ヤバい!! 止めるぞゴリガン!!」

「はっ、はい~っ!!」


完全に頭に血が上り、ブックを手にした彼女を止めようと、

あわててふたりの間に飛び出したひとりと一本。

そんな騒ぎから、ひとり取り残されたセレナはぽつりと一言。


「相性、最悪?」







>>>>

同じく 07.12頃に書いたSS

「覇者」 というのは、カルド世界において神候補という意味ですん。

そんな大仰な存在なのにやってることはこんなもんですw


ちなみに

セレナ16歳 あとのメンツは17歳。

あ、人頭杖こと、アーティファクトのゴリガンは世界ができた時とほぼ同じくらい昔の品ですん

「……………だりィ…………」


空はこんなにも晴れやかなのに、頭は鉛でも入ってるかのように重い。

軽い二日酔いだ。

加えて、目の前にいる少女が、これ見よがしに巨大なパフェなんぞをパクついている。


「もう~、カフも食べてよ! これすごいボリュームなのよ」

「食えるか。 つか、んなもん頼むな」


酸っぱくなる口内に、水をちびちびと流し込んで耐えるのが精いっぱいだ。

少女-セレナは何か言いたそうに口を開くが、諦めてアイスの山を崩す作業を再開した。


「これ食べ終わったら、ショッピングだからね」


頬杖ついて、うつろに通りを見ていた男が「……ぐっ」と身じろぎする。


「新しい服とー、そうそう、靴ももうだいぶボロボロなのよねー」

「……つきあわないと、駄目か?」


おずおずと声がかかる。 顔は合わせようとしない。


「だめ。」


ばっさり切られ、半ば予想してた答えに深くため息をついた。


「だって、カフが悪いのよ? 毎晩毎晩明け方まで飲んで……

 私たち、なっ、仲間じゃないの! 連絡もしないで、心配かけた罰なんだからね!」


言いたいこと言うと、気が済んだとばかりにグラスを傾ける。

あれほどあったパフェが、すでにふやけたフレークを残すのみだ。


「………だから!今日一日私につきあってもらうんだからね!」


たんっ、と、空になったグラスをテーブルに置く。 女の子の食欲、おそるべし。


(そもそも、なんでこっちの行方を教えておかなきゃいけないのやら……)


もともと団体行動が嫌いな男なのだか、気がつけば彼女をはじめとして大所帯。

諸経費もかかるし、実は彼女は一国のお姫様。

だからこの男なりに気を使い、

知人のつてで安くて良質(←ここかなり重要)な宿を紹介してもらい、

問題の夜はその知人のところで飲み食いさせてもらってるのだ。


     そう、仲間たちには伝えたのだが、唯一セレナだけが納得してくれず、


こうして、本来なら宿で横になっていたいにもかかわらず、連れまわされる羽目に。


……ただ、その内容が内容なので、頭が上がらないのもまた事実。

真実を知ったら、どんな目にあわされるやら……

内心頭を抱えてる最中、セレナひとり、レジへ支払いに行った。

これからどうしたものかと、ぐるりと辺りを見渡すと、

今一番会っちゃいけない奴と目が合ってしまった。


「お~、カフちょうどいいとこに」

「げっ、お前なんでここに!」

「また合コン組んだからさぁ~、カフまた頼むよぉ~。

 知ってるヤツでマシなの、お前くらいなんだよね~」

「馬っ鹿! ここじゃヤベェ、あとで……」


「……合コンって……?」


ぎょっ、と声の方を振り向くと、なにやら黒いものを背負ったセレナの姿が……


「あ~……と、おまえの彼女ぉ? 可愛いじゃん、あははは……じゃあまたあとでな~」

「………………………馬鹿」


そそくさと逃げる悪友を追いかけようかと思ったが、

目にいっぱい涙を溜めこんだセレナを見て、観念したようにため息をついた。

こういうときは逆らわない方が被害は小さい。 彼の学んだ処世術だ。



「もう! 今週はずぅ        っと、

 つきあってもらうんだからぁ          !!」


青天の霹靂に、セレナの声はよく響いた。



>>>

07.10に書いたSS

カルドセプトというファンタジーカードゲームの二次なんだけど、

一ヶ月の予定表てな診断で合コンとか出てきたんでこうなったw

普段引っかきまわす側が振り回されてるのは実に楽しいれすwwww

すっかりブログ放置ですいません>ora


現在ツイッターやTRPGで遊びまくってるので

いったんリセットして、そこでのリプレイをまとめてみようかなと思います。


もちろん突発的なラクガキもだらっと載せると思いますが、

これまで以上に自分だけが楽しい内容になると思いますので

そこのところをご了承ください(ペコリ

今朝!甥っ子産まれたぞぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

前回コミケ82の反省。

1.徹夜しない

2.早く出発する

3.売り子してくれる子探す


とにかく絶対遅刻しない!!

悲惨な目にあったから!!!!


てなわけで当日。

ぎりぎりまでポストカード描いていきなり徹夜決定。

…………だ、大丈夫、朝すごく遅寝してたから!

おかげでちょっと予定より遅くなったけど6時前にちゃんと出発

売り子してくれる友人を迎えに行って駅へ。


そそ、今回売り子助っ人ふたりゲットしたんですわ☆

一人は地元友人のT嬢。

もうひとりは咲希嬢。

ふたりとも本当にアザトース!!!!


さてさて、

今回は反省を踏まえてちゃんと早めの電車に乗る。

ちなみに6時14分発(未来の自分よ、このくらいがベストだぞw)

T嬢と一緒だったから居眠りすることなく到着☆

咲希嬢の乗る電車線が人身事故あったとかでどうなるかと思ったけど

杞憂でございました。

いえーい!!ちゃんと時間内に会場入れたぜー!!



場所作って、本並べて、3DSすれ違いチェックして……

えへへ~経験者の咲希嬢の手際いいから結構ゆっくりしてしもたw

3人だから場所内狭かったけど(メンゴォ…)

せめてイスもらってくればよかったかな……

毎度ながらの参加人数に気が引けて思うだけだけど。


そそ、すごい人でした!

なにせ大雨! 館内人数は3日間のうち最高だったんではなかろうか!?

あまりの多さに西→東へ館内移動できなかったくらい!

撮影会が西館広場になってたもんなー…

次回はなんかしら対策立ててくれるとありがたいな。

あ、今回やたら女装男子見かけました。

素敵な人もいましたが、まんま男性!って人も…………

とにかくいろいろと目が楽しかったwwww


今回は売り子助っ人立てて戦利品漁る機会を…!

………もうけられたのはいいけどね、

人多すぎであんま歩きたくぬぇーって思っちゃって

結局そんなに歩き回ってないや。

あ、でもGetした本は粒ぞろいでした☆(ホクホク)

へへーv 物々交換もしたですよ。

にちさん、ゆづきさん、YOTAさん、そして暴君さんありがとうございます!!!!!

前回C82で隣にいた方も陣中見舞いにきてくださって………うわわわありがとうございます!!!!!!!

そしてもちろん、来てくださった方々ありがとうございました!!!!!!!



反省:

カットで描いた予告は必ず達成させること!


モフ子さん本期待してた方いっぱいで申し訳なかった…………orz

次回は絶対………絶対…!!


………さすがに3回目はな………

てかもし受かったらまたあの地獄………(今からこつこつやろうぜ!!)



コミケ、本当におつかれさまでしたっ!!

明日はいよいよコミケ2日目ですよ~

西 「み」34a ですよ~☆


……………


もうこんな時間か。

実はまだ用意終わってなかったり(滅)

仮眠は一応取るけど、このまま起きてよっかね。朝遅く起きたし。



>追記

当日の新刊はショタプリ、眼鏡モンク、姫シノビメイン本です☆
つれづれ365日


価格は400enとなっておりますv


中身はこんな感じ。ぴくしぶ登録者は立ち読みどぞです ↓

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=32368395


一応形になってよかったデシよ~

ではでは当日お会いできたなら☆

やっと漫画描いた!!

今回もコピ本はカラーで出そうかな。



つれづれ365日

メディックってかわいい女の子3人いるよn(ヘヴィストライク)



そんなこんなで、

いまだにメディックいない今現在。


……キバガミさんのサブだけだよ我ながらぱねぇwww


一応他職業にも回復あるけど、やっぱメディックスキルが一番効率よさそうだよなー…





まだイワオと3竜倒してないけど、どうしても倒せなかったら考える。

来たる8日……過ぎに脱稿しました!(ォィ)
今めっちゃぽあっとしてます♪


…………いやいや、まだ作るべきものは残ってるぞ?


はい、エンジンかけるかける!
とりあえずこれから朝勤行ってきやす!

イヤホン使ってたんだけど、長時間使うと耳も頭も痛くなってくる(汗)
てことで、ヘッドホン買って来ました!


つれづれ365日-121124_175640.jpg

つれづれ365日-121124_175640.jpg

ななぞぞのハカ男のヘッドホンに似たデザインだったので即決w

耳にかけるタイプがスペースも取らないし安いんだけど……

値段より愛を取ったね!!(ドヤァ)


……ま、こっちもお手頃価格だったしw



余談だが、下のラクガキを描いてる最中地震あった………

すぐおさまったけど………心臓に悪いんでほんとヤダー(汗)

そういえばスペースの場所書いておくの忘れてた……


12/30 西「み」34a


日曜日なので行きやすいかとw

寄る人が喜んでくれる品ができればいいな~…(遠い目)


で、先日も出し物描いたけど改めて。



コピーとっとくのすっかり忘れたけど、カットは確かキッ子さん描いたので


つれづれ365日

キッ子さんの出る本は絶対描かな!




つれづれ365日

それからちびっこ話!!

……何ページになるか、まだわかんないですががが

早く決めて予約せな……



それから


つれづれ365日
厳しいけどこいつらも描いてあげたい…!!



正直うちの子本ってあまり需要ないけどね……

でも出す!それが親ばかだもの☆


が、がんばりまーす(汗)