餃子の王将でのアルバイトの続編から揚場をやった後は麺場に移動になりました。ここはラーメン(王将ではヤナギという)を作る場所です。ヤナギから味噌ラーメン、お子様ラーメンあたりはここで作ります。
後は広東麺、天津麺とか鍋場と絡むのは麺をゆでてスープに麺を入れた状態で鍋場に持っていくという感じでした。当時の王将も客席数も多かったので1回のオーダーでヤナギ50杯とか来た時はてんやわんやでしたね。後夏場はリャンバンメンといっていわゆる冷やし中華もありました。次にホールデビューです。担当の客席が決められていてそこに座ったお客さんにまずお冷とおしぼりを出して、オーダーを取って注文を受けた料理を運ぶという仕事です。これがなかなか大変でしたね。週末は5テーブルくらい任されるのですが注文を紙の伝票で記入したらそれをホール全体に聞こえるようなマイクで通します。通したら基本的には暗記しといて飲み物類を出します。そこからが戦争になります。キッチンの方も忙しくなると注文を頭の中で累積してまとめてつくったりするのですが後から注文した他のホールの人に料理持って行かれたりその辺の調整が大変でしたね。調理場の人もたまに注文の記憶が飛んだりホールもどこのテーブルの注文だか分けわかんなくなると最悪ですね。僕も1回分けわかんなくなって泣いた記憶があります。メニューで少し紹介すると餃子はコーテルと言います。例えば2人前の場合はリャンガーコーテルとなります。数は中国語ですね。麻雀やる方には分かりますが、イー、リャン、サン、スー、ウーみたいに使います。チャーハン、焼きそば、野菜炒めみたいな炒めるのはのソーハンみたいにソー炒めるがつきます。
なかなか王将編もおわらないぜぇ。ワイルドだろ。 次回に続きます