「アプローチは、まずピッチ・エンド・ランを考える」というレッスンをしましたが、状況によっては、どうしても高い球を打つ局面にも遭遇します。
手前がバンカーだったり、池があったり、深いラフがあったりでピッチ・エンド・ランができず、ボールの高さが必要な場合。
そんなときにはサンドウェッジを使って、ボールを柔らかく上げて2~3バウンドで止まるようなショットをするわけです。
イメージでは分かると思いますが、サンドウェッジを使うというところがポイントです。
サンドウェッジの場合は、より正確なショット、正しいダウンブローが必要なんです。
練習マットの上では、少々ダフっても滑ってくれるのでそこそこ飛ぶのですが、綺麗に刈り込んだフェアウェイでは、もろにザックリをやってしまいます。
ですので、ロフトの大きいサンドウェッジでは、より正確なアイアンショットが要求されます。
正確なアイアンショット・・・つまり、ダフらずにヘッドが直接ボールの側面をハンドファーストで正しくとらえる。
ん~~、正しいダウンブローと言った方がいいかも知れませんね。
ダフリのない正しいダウンブローかどうかは、練習場のマットでも判別できますね。
ボールに当たったカッという音より、ドスッとかザッとか、マットをすべる音が先だったら間違いなくダフっています。
ドスッ・カッ とか ザッ・カッ とか。
正しいアイアンショットでは、ヘッドがまずボールに当たり、それからボールの先のマットをすべる音が出ます。
カッ・シュッ とか カッ・ザッ とかですね。
いずれにしても、サンドウェッジはロフトが大きいのでショットのミスが顕著に出るんです。
ですので、くれぐれも直接ボールを打つようにしてください。
練習場のマットの上でも、必ずボールを先に打つように練習するといいですよ!
ダウンブローの打ち方を聞かれたときには、「ボールを地球に向かって打つ」といってきました。
余計わかりにくいでしょうか?(笑)
アイアンショットは・・・
上に向かって打つとボールは上がらない。チョロが出る。トップする。ダフる。
下に向かって打つとボールは上がる。スポットに当たる。ダウンブローになる。
このことをよく考えてみてください。
サンドウェッジの話がダウンブローの打ち方に発展しちゃいましたが、ダウンブローはそれだけ大事ですよ。
ええ、アイアンショットの全てです。
はいっ、しろくろわんこのゴルフレッスンでした。