米男子ゴルフの今季第7戦「ノーザントラスト・オープン」は17日、カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラCC(パー71)で第1ラウンドを行い、石川遼(19)=パナソニック=は3バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー76と出遅れ、暫定126位タイで苦しいスタートとなった。池田勇太(25)は後半に失速してイーブンパー71で暫定40位タイ。今田竜二(34)はバーディーなしの8オーバー79。暫定139位に沈んだ。日没で14人がホールアウトできなかった。
石川にとっては3年目を迎えた米ツアー挑戦。その初戦の第1ラウンドは「今年こそやれる」と高ぶる気持ちと裏腹に、「少しのミスがトラブルにつながってしまった」と厳しい結果となった。
3番で1・5メートルが入らずにボギーが先行すると、5番では第1打を左に曲げて深いラフに。1回で脱出できずに4オン2パットのダブルボギーをたたいた。
後半は2バーディーを奪ったものの、16番から3連続ボギー。「あれがもったいなかった」と苦しい表情でプレーを終えた。「ボギーが多いゴルフになったのは、ショートゲームが一番の要因」と休憩を入れずに練習場へ直行。「明日のためにアプローチの練習をした。うまくいけば土、日で上に行ける可能性もある」と気持ちを切り替えた。
池田は1番でバーディー発進。3アンダーでハーフターンしたが、後半の11番でティーショットをOBとしダブルボギーをたたくと、最終18番で3パット。初日は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーだった。「明日は気持ちを入れ替えて、3人みんなで盛り上がるようなラウンドにしたい」と抱負を口にした。
初日はホールアウトした中ではジョン・センデンら9人が4アンダーで首位に並ぶ混戦模様。2日目も初日同様、日本人3人同組のラウンドとなる。
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