関西地方は、今のところ沿岸の県は津波被害があるようですが、海のない私の住む奈良県は被害もなく
行政は、消防や各所から東北3県、長野県へ広域援助へ出発したと聞きました。
今回の地震は、阪神大震災のマグニチュードから計算して約180倍の規模だったんだそうです。
阪神のときのM(マグニチュード)は7.3今回のは8.8に修正されました。
1.5しか違わないけど、この1.5が曲者。Mって数字が上がるごとに乗がけ近い数字になるので、規模が大きくなるんですね。詳しくはこちらから
TVを昨日、税務署から帰ってきて見ていたのですが、その頃関東でも強い揺れがあったことを知らずに見ていました。
フジTVの安藤優子キャスターたちがヘルメットをかぶって放送。
またくだらんパフォーマンスか?と思ってみていた。
いつも大災害などが起こると、報道特別番組には必ずといって良いほど顔が出てくる安藤さん。
私、正直この人「何時もどこか他人事で、インタビューも馬鹿げたことしか聞かない」って思って
もう出て来るな!よって思ってるほど・・・。
今回のでも仙台と中継がつながっている最中、仙台が余震に見舞われている最中
「どんな感じの揺れですかぁ~?」とか聞いていたらしい。
向こうのキャスターは、必死に自分を取り戻そうとしつつ、答えているし、状況把握がなかなか出来にくく、答えるのにも答えられない状況だと、見ていてもわかるのに矢継ぎ早に、くだらない質問ばかりしていたそう。
そうしていたら、東京の局のほう(=安藤さんの)でも大きな余震に見舞われたようで・・・
主人が言うには「あいつ、自分が地震に見舞われてないときは、いかにもって感じで聞くくせに、自分が揺られてるときは、あわてまくって、声を張り上げてぎゃあぎゃあ通り一遍のことを言ってるだけやった。うるさいだけやった」との事。
それを見ていて、正直「笑いが出た」って主人は言ってた。
きっと私も、見ていたら同じようになっていただろうと思う。
阪神大震災のとき、安藤さん「いやぁ~コレが東京じゃなてよかったですねぇ!」って連発したんだよ。忘れられない腹立たしい一言だった。
この一言で、どんな風に受けて止めてる人なのかって見えてくる。
今回の地震で、彼らも体験したわけだから、これから同じ状況にどこかが陥ったときには
もう少しマシな報道ができるんだと期待するけど、今の報道は現状と、新情報をを見せているだけに過ぎないので
被災されている人たちにはレポ部分に対して多分、「冷やかしにしか思えない部分」が多いんじゃないかとすごく感じる。
こういうとき、東京の大元の局の仕切りで報道するんじゃなく、在阪の局に担当させて仕切るほうが
被災者の方たちには、生きる知恵を授けられるんでは?希望になるんでは?と思うことがある。
在阪局のベテランさんたちは、阪神大震災を身をもって体験している人が多い。
レポに行っただけではなく、自身が直接被害を被った人も多いんだから、そのときにやり過ごした
知恵などを盛り込んで放送するほうが、各所の対応にも反映できたんじゃないだろうかと思うのだ。
それと。経験しているから被災した方々や、専門の方への質問の仕方も違う気がする。
縄張り争い的(視聴率かぜぎなど)にしか見えない、報道。
もう少し、世のため人のためにはどうすれば良いのかを、大災害が起こるたび、考えて欲しいと思う。