今回は本家と同じ内容・・・

ザ・ラストメッセージ 海猿 (小学館文庫)/百瀬 しのぶ

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一気読みしました。おかげで目がしょぼしょぼ・・・。

多分、前作の「LIMT OF LOVE海猿」よりも、出来が良いんじゃないかと・・・
思ったりしています。

本を読み進めるうち、やはり人の親、子を育てている者として、泣かされる部分がありました。
切迫早産のくだりなどは、状況は違えど、身内で経験してるのでそれがかぶって・・・・。

初めて環奈に「よーがんばったな」って思えました。
環奈だいっ嫌いやったのにね・・・・。
海上保安官の妻として、母として強く生きている彼女

憧れるに値する、女性になってます。

前回までの、自分のわがままばかりを大輔にぶつける環奈。
そんなに、彼の職業が嫌なんだったらべつの男に行けば良いやんと、何を悲劇のヒロイン気取ってるねん
と思っていた私。

目からうろこのような感じがしました。

あまり、感心が向いてなかったんで、友達から「今回は福田さんのオリジナル脚本って言ってたけど、どういうこと」と聞かされるまで、気付かなかったんですが・・・・

前作までは、「原作にあるエピソードをシャッフル&プラスα」といった作り方だったのです。

今回のお話は全くのオリジナル。

最初「天然ガスプラント」って言うのを聞いて、「我が名は海師」のまるパクリか?と
斜に構えていたんで、こんな事を思っていたけど、またちょっと違いましたね。

我が名は海師 15 (ビッグコミックス)/小森 陽一

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ただ最後だけは、前作と同じ展開でしたが・・・(どこからが同じとはあえて書かない事にします)

前作のノベライズと映画の結末は、違っていたので、今回はどうなんですかね?!

とにかく、この映画を見に行くのは、友達に逢えるって言うのだけが、楽しみだったんですが
やっと、映画も見たいって言うスタンスに変わってきました。

本を注文したとき、やめときゃよかったかなーって、思ったけど、読んでよかったです。