中学時代の教室で、箒ギターから始まってだんだん洋楽仲間が増えてきた。すると、
「バンド組もうぜ!」
と誰かが言い出す。
誰も楽器持ってないんだけど.....
「おれ、ギター。」「おれは、キーボードやる。」
勝手に担当楽器が決まって、とりあえずバンドが始まった。
教室の真ん中、机を囲んで、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムが
それぞれ声で楽器の音を出してみんな知ってるロックチューンを合奏する。
ハモネプの先駆だな。
レパートリーはディープパープルの「ハイウエイスター」「スモークオンザウオーター」、レッドツェッペリンの「ロックンロール」「移民の歌」、イエス「ラウンドアバウト」などお馴染みのナンバー。
当時はレコーダーなんか誰も持ってなかったけど、録音しといたら面白かったろうな。たぶん、めちゃくちゃだ。耳コピーもまだ音を聞き分けられるほど成熟してないから、それぞれ適当に歌ってるし。和音の概念すら無いから、気がつくと同じリフを全員でユニゾンしてたりしてね。
でも、なんだか楽しかったことだけは間違いない。
ギターソロとかで盛り上がってくると、口うるさい女子に「も~、あんた達うるさ~い!」と怒鳴りこまれたするけど、無視。
ちなみに、ぼくはドラムしか余ってなかったのでドラム担当だった。バンドでドラマーになった人の理由は割とこんなのが多かったりする。