すごく久しぶりに記事を書きます。
タイトルの通り、ここ数年DJの配信をよく見ています。
実際にクラブに行ったことはないですが…
作る曲もDJ向きのGarageとか、FutureCoreとかが多くなっています。
上記のジャンルの曲を作るとき、よく「ドロップってどうやって作ってるの?」ってなって、色々曲を聴いたり、アレンジを考えたりすることがあるので、今回は、個人的によくやるドロップの作り方について書いてみます。
割と独学でやってるので、変なやり方で参考になるか微妙ですが、良かったら読んでもらえると嬉しいです。
以前作ったアイカツ曲のBootLegで説明してみます。
1分50秒あたりからドロップします。
この曲でもそうですが、自分はドロップのビートを作るとき、いつもBattery 4で細かい音を入れて、ノリを出すようにしてます。
この曲だとBatteryを2つ立ち上げて、音を出しています。
個人的には、One ShotsのタグにあるGlitchとかZapのサンプルが好きなのでよく使います。音は一瞬しか鳴らないけど、しっかり存在感がある音で、ビートにノリが出るから好きです。
とにかく音の隙間を埋めるような感じで、色々試行錯誤しながら打ち込んでいきます。
例えば同じ音を右から、左からと交互に鳴らすと、聴いていて印象的になるのでよくやります
ちょっと分かりにくいんですが、赤で囲んだ部分を交互に鳴らして、音が交互に聞こえてくるようにしています。
それぞれの音が中央、右側または左側に偏りすぎないように、耳で聴きながらパンを振っていきます、この辺りは、いつも手探り
で、少しずつやっていきます。
ちなみにビート部分だけで再生するとこんな感じです。
nice_tack@nice_tack
https://t.co/8rtZqonFGo
2023年02月11日 10:17
これだけだとまだちょっと物足りないし、もう少し派手な音も入れようと思ってギターのカッティングとスラップを入れていきました。
カッティングはScarbee Funk Guitaristを使っています。
ベースもScarbeeのJay-Bassです。
先ほどのビートに、スラップとカッティングを入れるとこんな感じです。
nice_tack@nice_tack
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2023年02月11日 10:18
色んな音が次から次へと鳴っていくように作り込むと、飽きずに聴けるのかな、と思っています。
あと、ドロップの途中からPluck系のサウンドを入れてます。
nice_tack@nice_tack
https://t.co/GDm7GVVyCx
2023年02月11日 10:22
ドロップの2週目以降は、このように1週目とは違う音を入れて、リズムに変化をつけています。この音は、Massiveで昔購入したプリセットをいじって作りました。Massiveは音の作り込みがやりやすいし、動作が軽いので、未だによく使っています。この曲だとMassiveだけでなんと16トラック使っていました。
エンベロープ2で音の曲線を作って、それをオシレーターのピッチにアサインして作ってます。
2オクターブ下からエンベロープの曲線で上昇するように設定しています。音を鳴らして聴きながら、エンベロープを調整して作っていきました。
こんな感じでドロップを作りました。使っているトラック数は65くらいです。この後コンソールでもバストラックを追加しているので、最終的には90くらいトラックがあります。自分の場合は、1曲あたり90~110トラックくらいはいつも使っている気がします。他の方はどれくらいトラック使っているんでしょうか…。
というわけで、自分なりのドロップの作り方でした。また機会があったら、作った曲の紹介とかやってみようかと思っています。よろしくお願いします。