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アニクラ、ボカロを語りたい

アニクラが好きです。でも語れる知り合いがいません。なのでここで色々書いていきます。

すごく久しぶりに記事を書きます。

 

タイトルの通り、ここ数年DJの配信をよく見ています。

実際にクラブに行ったことはないですが…

作る曲もDJ向きのGarageとか、FutureCoreとかが多くなっています。

 

上記のジャンルの曲を作るとき、よく「ドロップってどうやって作ってるの?」ってなって、色々曲を聴いたり、アレンジを考えたりすることがあるので、今回は、個人的によくやるドロップの作り方について書いてみます。

割と独学でやってるので、変なやり方で参考になるか微妙ですが、良かったら読んでもらえると嬉しいです。

 

以前作ったアイカツ曲のBootLegで説明してみます。

 

 

1分50秒あたりからドロップします。

この曲でもそうですが、自分はドロップのビートを作るとき、いつもBattery 4で細かい音を入れて、ノリを出すようにしてます。

この曲だとBatteryを2つ立ち上げて、音を出しています。

個人的には、One ShotsのタグにあるGlitchとかZapのサンプルが好きなのでよく使います。音は一瞬しか鳴らないけど、しっかり存在感がある音で、ビートにノリが出るから好きです。

 

とにかく音の隙間を埋めるような感じで、色々試行錯誤しながら打ち込んでいきます。

 

例えば同じ音を右から、左からと交互に鳴らすと、聴いていて印象的になるのでよくやります

ちょっと分かりにくいんですが、赤で囲んだ部分を交互に鳴らして、音が交互に聞こえてくるようにしています。

それぞれの音が中央、右側または左側に偏りすぎないように、耳で聴きながらパンを振っていきます、この辺りは、いつも手探り

で、少しずつやっていきます。

 

ちなみにビート部分だけで再生するとこんな感じです。

 

これだけだとまだちょっと物足りないし、もう少し派手な音も入れようと思ってギターのカッティングとスラップを入れていきました。

 

カッティングはScarbee Funk Guitaristを使っています。

 

ベースもScarbeeのJay-Bassです。

 

先ほどのビートに、スラップとカッティングを入れるとこんな感じです。

 

 

 

 

色んな音が次から次へと鳴っていくように作り込むと、飽きずに聴けるのかな、と思っています。

あと、ドロップの途中からPluck系のサウンドを入れてます。

 

 

 

ドロップの2週目以降は、このように1週目とは違う音を入れて、リズムに変化をつけています。この音は、Massiveで昔購入したプリセットをいじって作りました。Massiveは音の作り込みがやりやすいし、動作が軽いので、未だによく使っています。この曲だとMassiveだけでなんと16トラック使っていました。

 

エンベロープ2で音の曲線を作って、それをオシレーターのピッチにアサインして作ってます。

2オクターブ下からエンベロープの曲線で上昇するように設定しています。音を鳴らして聴きながら、エンベロープを調整して作っていきました。

 

こんな感じでドロップを作りました。使っているトラック数は65くらいです。この後コンソールでもバストラックを追加しているので、最終的には90くらいトラックがあります。自分の場合は、1曲あたり90~110トラックくらいはいつも使っている気がします。他の方はどれくらいトラック使っているんでしょうか…。

 

というわけで、自分なりのドロップの作り方でした。また機会があったら、作った曲の紹介とかやってみようかと思っています。よろしくお願いします。