またある楽曲をアレンジしました。
原曲はMonday Comes to Metroの「sister」という曲です。
エモ系のバンドはあまり聴いたことないのですが、メロデイがとても印象的で、初めて聴いたときからとても気に入ってました。
個人的にはシティポップス的なバラードにするとまた別の良さが出てくるのではないか?と考えてアレンジしましたが、特に「生っぽさ」をいかにして出すかを意識しました。今回はその点について書いてみたいと思います。
①ドラム
まず何より意識したのはドラムです。
※使用した音源は「Addictive Drums2」の「MODERN JAZZ KIT」です。
最近打ち込み系の曲ばっかり作っていて、今回久しぶりにバンドアレンジの曲を作ったのですが、なかなか打ち込みで生っぽいドラムにするのは難しかったです。具体的に言うと、ドラムの音質やノリなどにはかなり気を使いました。
ちなみに「バスドラの音がよく聴こえない」と思ったので、その部分だけパラアウトして音作りしてます。
画像を見ていただくと分かる通り、バスドラ一つだけでも色々エフェクト掛けてますw
正直ここら辺のエフェクト重ねがけの技術についてはまだよく分かってないです…かなり悩みました。
なおSonarで音源のパラアウトを行う方法については前回書いた記事をご覧ください!!
②テンポ
今回アレンジした曲、実は途中からテンポが少しずつ上がっていくようになっています。
上記画面のように、曲始まりのBPMは「75」ですが、Cメロの後から段々リズムが早くなっていき、最終的にはBPMは「80」になります。
曲の終盤(大サビなど)で盛り上がってテンポが速くなっていくのはライブなどでもよく見かけますが、それをDTMで再現してみました。
という感じで、生っぽさを出すため色々頑張ってます。
③ベース
ベースについてはスライドなどをピッチベンドで再現するなどして実際のベースの演奏のようにできないかと思いましたが、いまいちうまくいかないというか、打ち込みっぽさが抜けませんでした…
line6のプラグインを入れたりしたんですが、いまいちしっくり来ません。
いい加減ベースを買って自分で演奏するべきなんでしょうか。
③アコギ
アコギは「Ample Guiter M Ⅱ」を使っています。単体でもなかなか良い音なのですが、こちらにもline6のプラグインを入れてます。
こちらもいろんなエフェクトを重ねています。生っぽさを出すためかなり苦労しているのが伝われば幸いですw
…という感じで色々やっています。他にもマスタリングなども頑張ってみましたが、はっきり言ってうまくMIXが出来ているのかよく分からないです。
多分プロ方が聴いたら色々と駄目出しされそうな気がします…そう思ってしまう時点でまだまだですね。
これからももっと精進していきたいと思います!