舛添都知事、ご自分でまいた種とはいえ、大変な事になってしま
いましたね。わたしも人相や雰囲気から意地が悪そうなどと思って
いましたが、テレビで生い立ちを取材したものを見て少しびっくりし
ました。地元の人たちからは地元の宝だったのにとか、同級生か
らは誇りだったと言われていました。そしてなによりとても苦労人
だったことです。小さい頃から優秀でスポーツもでき神童と呼ばれ
ていたのに、中2の時お父さんを亡くす悲しみに見舞われ、その後
お金に困りながらも東大にストレート入学。
同級生の話ではノートを買うお金にも困り、広告の裏の白い紙に
真っ黒になるまで書いて、真っ黒になってから捨てていたそう。
また、友達が当時汲み取り式だったトイレに落としてしまったお金
を拾ってあげて川の水で洗ったというエピソードなど。
本来なら今の時代の若者にそれらの努力を話し、手本になれるよ
うな人物であったのにどこで間違ってしまったのでしょう。
今の時代、親の七光り、二世、親のコネ、お金などでぬくぬく上っ
ていく人も多い中、裸一貫、りっぱな人といえたところなのに。
非常に残念です。どこかで純粋で真っ直ぐな信念を置いてきてし
まったとしか思えません。
また、「まむしの善三」と呼ばれている佐々木弁護士からも、わた
しの直感が当たれば苦労人のにおいを感じます。
しかし、人の心に敏感になればああいった説明はしないはず。
「初心忘るべからず」とはよく言ったもので、どんなに優秀で努力を
し堅実に生きてきた人でも地位やお金を手に入れ出すと、最初に
持っていた純粋な志や大切な「人の心」を亡くしてしまうように思い
ます。怖いことです。