映画「ダンケルク」 | ニカラオの日々是好日

映画「ダンケルク」

クリストファー・ノーランの新作。

1940年の「ダイナモ作戦」と呼ばれるイギリス海外遠征軍とフランス軍の35万人の撤退作戦を描いたもの。

クリストファー・ノーランならではのダイナミックな映像美を期待して見たが、そんなものはどこにもなかったwww

いたって地味な映画でした。

 

 

 

なぜこんなことになったか?

それはクリストファー・ノーランがイギリス人だからです。

 

これ第2次世界大戦のヨーロッパ戦線に詳しくないと、何の意味があるのか全く分かりません。

この撤退戦を成功させたから後のヨーロッパ戦線の反攻が可能になったんです。

イギリス人にとってこのダイナモ作戦は、イギリス国民の戦争意欲を掻き立て、のちの戦争を遂行する上で非常に重要な出来事だったんです。

 

描かれている内容は何とも情けない場面の連続なんですが、この情けなさからイギリス人が立ち上がったんだとノーランは訴えたかったんだなあ、とわしは理解しました。

 

戦史に興味ある人やシミュレーションゲームで第2次世界大戦初期のヨーロッパ戦線をやったことある方にのみお薦めしますwww

 

ではまた明日 ニヤリ眼鏡