さて、そして今日というか、もはや昨日は何してたかというと、映画見てきました!

累!


まあCM見て気になってはいて、でもまあ行けたら行こうかなあくらいだったんだよね。

すごい絶対見たい!って言うよりは、ほんとに行けたら〜くらい。

それで少し時間が出来たから、行ったんだけど。

別に期待してなかったわけじゃないんだけど、最近洋画の方が面白いと思ってて、あんまりビビっとくる邦画がなかったから、星3くらいの気持ちで行ったの。

いや、ほんと失礼だけど。

でも見たら、めちゃめちゃ面白くて、ひっさしぶりに邦画でビビっときた。

思わず買う気無かったのにパンフレット買うくらいにはよかった。


簡単にあらすじを説明すると
顔に傷を負い、コンプレックスを持つ累。
一方美貌を持っている丹沢ニナ。

累は母親の遺伝子もあって、抜群の演技力を持っているけれど、顔のせいで女優なんて考えたことがなかった。

反対にニナは美貌を持っているけれど、演技はあまり上手じゃない。
それだけでなく、ある持病を持っていた。
しかし、女優と夢を描き大舞台に立つことを焦がれていた。

そんな2人が羽生田というマネージャーの紹介で出会い、禁断の契約をする。

それは、累の持つ特別な口紅でキスをすることで、顔を入れ替えるというもの。

2人の足りないものを、口紅で入れ替わることによって埋め合うことにした。

すると、演技力を持った美しい女優、丹沢ニナが生まれたのだ。

けれど、互いにどんどん嫉妬や欲望が溢れ出し、歯車が狂い出していく。

非常に身近なテーマだったと思う。

大切なのは名誉なのか、美貌なのか、中身なのか、それとも個性か。

強い劣等感からほかの何かになりたいと執着する累は共感できるところも多い。

ニナは丹沢ニナという女優としての名声を手に入れつつ、中身は累であることで個性を奪われていき、本当の自分を見てもらえない苦しさがある。

互いに抱えたコンプレックスがぶつかり合って欲望に飲み込まれる醜さと忠実さと美しさがほんとに引き込まれた。

そして何より土屋太鳳ちゃんの演技に圧倒された。

累がニナになって執着し、舞台でニナとして演じる瞬間が凄まじく迫力があってほんとに素敵だった。

最後の結末も考える余地があって、終わったあともしばらく余韻に浸れたし、パンフレット見てたらさらに深みにハマった。

ほんとに良作だった。

ぜひ興味ある人は見に行ってほしい。