昨日のこと。





めったに使わない地下鉄の、はじめて使う出口を利用して地上に出てみた。





そのときの話。





大学の最寄り駅として大学側からは3路線の駅名があげられている。

僕はそのうちの1路線のユーザーだが、昨日は大学に行く前に予定があり普段使わない地下鉄の駅から大学に行く方が近かったため、その地下鉄を利用することにした。





予定地からは6駅ほど時間にすると15分くらいで大学の最寄り駅に着いた。






その地下鉄のホームの出口は先頭側に1つ。
最後尾側に1つ出口がある。(確か)





地下鉄というのは、植物を育て芽🌱が出た段階で引っこ抜き土を振り落とす。


すると、芽と根だけ状態になる。



それを逆さにすると根が上になり芽が下になるだろう。



これが、地下鉄である。



芽というホームは絶対的にホームの姿でいてくれる。



だが、根という地上への入口はあらゆるところへ伸びているため、勘違いによって思い描く町の姿でいてくれないことがある。




さらにその入口をA-1など、ここにいけばここに出るということが1発で分からないような名前になっているのも中々だ。



この勘違いを昨日発動したため、大学付近であるはずなのに知っている町の姿ではないという個人的な事件が起こり仕方なしにGoogleマップで「現在地」と入力したのだった。






そして信頼のGoogleマップ様のおかげで見知った大通りに出ることが出来た。





このような状況のときは「あーよかった」という安堵の気持ちと「あっ!ここの道ってここに繋がってんだぁ〜」という開拓した風な気持ちがダブルで襲いがちだ。





これが、ふとした時に思いだすと最高に気持ちいい。




僕は安堵と開拓の入り混じった気持ちで大通りを通り大学に向かった。




開拓とは視野を広げることなのだと僕は思う。




その大通りで、店先は八百屋だが中はスーパーというお店を見つけた。



その物珍しさに「なんか、のど乾いたな」と。



僕はこのお店で何か飲み物を買うことにした。




はじめての出口。はじめてのお店。




なんとなく緊張していたのでスーパーの飲み物コーナーの場所が分からず若干迷ってしまった。




レジ横に飲み物コーナーを見つけ、何にしようかと綺麗に陳列された飲み物を見ていると常温の飲み物コーナーに目がとまった。




そこにあったのは



「生オレンジティー」

「生アップルティー」

 「ペコスカッシュ」



僕は迷わずペコスカッシュを手に取りレジに向かった。



ペコスカッシュ。初見だ。



ペコにスカッシュ。ちょっと言葉の組み合わせにギャップがあるなと思った。

  

 


僕はペコの頭頂部を捻り傾けてシュワっとした液体を乾いたのどに流しこんだ。




美味だ。






はじめて出る地下鉄の出口。

はじめての八百屋スーパー一体型のお店。

はじめてのペコスカッシュ。




昨日一日で「はじめて」を4つ更新した。



む。



外からパトカーのサイレンが聴こえてきた。



ペコ……………。



バレたのか。