サラリーマンの恐怖のシミュレーションゲーム!
鹿島課長、恐怖の82日間-10
STORY
東京T販売の鹿島は、本部の総務係長で、昇進試験で、営業最前線では自信がないと言うような本心を言ってしまう。
ところが、業績の低迷していた東京T販売の役員は、「一番ダメそうなのを一度上げてみよう」との気まぐれから、鹿島を営業店の課長として送り出すと言う人事をして、今後の参考にと、行動の全てを隠しカメラで撮る。
悩んだ鹿島課長はやはり自信がなく新たな上司の支店長に退職を願い出る。・・・がなぜか、82日間待ってくれと言われ、その間、無難にこなせたら辞めさせると約束する。支店長は先に役員にこの件を伝えるが、役員は「この馬鹿げた話」を、ゲームソフトに出来ないかと、その後の行動のリサーチをゲームソフト会社に外注してしまう。
CAST
東京T販売 株式会社
鹿島 正 昇格する総務部勤務
寺島 明憲 社長
新見 宗秋 常務
山村 浩二 常務
石井 幸男 総務部長
島田 耕作 総務課長
八田 圭子 社長秘書
加藤 昭雄 江戸川支店支店長
吉田 司 江戸川支店渉外課長
STAGE1 店に来るやくざを撃退せよ!
竹山 力也 江戸川支店渉外係
村澤 英児 筋もの
黒川 栄三 黒川組 若頭
佐山 幸男 地域ライバル店ムラマツ販売支店長
吉村 寛司 地域ライバル店ムラマツ販売課長
***本編10***
「それでつまるところ君は営業店の最前線でやっていくだけの自信があるのかね?」
「はい、いえ、・・・自信はありません・・・」
S4 GAME本編 STAGE1 店に来るやくざを撃退せよ!5
アイテム
やぶれかぶれ
支店職員のパワー ただし使いこなせれば
5
かくして、鹿島と竹山力也の黒川興業への動向はなさえrた。
支店から徒歩7分のところにある黒川興業事務所に若頭の黒川栄三を訪ねることとなった。
鹿島の顔が青ざめ竹山の顔は輝いていた。
竹山は28歳怖いもの知らずの良いところが出た。
黒川工業の看板を見つめながらインターフォン押す。
その行為を 斜め上からカメラで撮られている。
玄関を開けたのは問題起こした村澤だった。「どうぞ」と招き入れられる。
事務所内は綺麗に整頓されていた空間にソファーがありそれなりの空間だった。
村澤が直立不動のジャージ姿の若者に「おじきを」と知らせに行かせた。
貫禄のある男が二階から降りてきた。
そして「支店長、黒川です。すんまへん、出てきてもろて」と竹山の方を見ていった。
鹿島の上司と勘違いしたのだ。竹山も鹿島も名刺を渡していなかった。
竹山の風貌は銀縁メガネでオールバックどこ見てもこの場面では竹山の方が迫力があった。
鹿島と竹山はこの一瞬顔を見合わせたが腰をかけた。
鹿島が担当者として、当日の状況を説明し、詫びた。微動だにせず鹿島を見つめていた黒川はひとしきり説明が終わった後「もう説明はもうええ、それで、御社の誠意は」と語調を変えていった。
それだけで鹿島は内心震え上がったが、左に座っている竹山がとんでもないことを言った。
「天下の黒川工業さんがクレームつけるにしては事件にもならないような些細なことですね」
2人の右側で竹刀を持って直立不動で立っていた村澤が、その竹刀をフロアに叩きつけて「お前なめとんか」と吠えた。その音に驚いて鹿島はソフアの上にぴょんとはねた。
続く


