昨日9月1日サーボモーター取付につづいて作業を行いました。
うまく文章まめられませんがいろいろと書いておきます。
①エンジン関係にエラーが出てないこと
3A1471エラーを解消しました。
②クラッチレバーの二段マイクロスイッチが適正に作動しないとQSは作動しない
なんらかのスイッチ自体の不良。社外レバーだとスイッチ押し込み圧力が変わってくるので慎重な調整が必要。スイッチレバーの曲がりや減りで押込み不足、風圧によるクラッチレバー押し返し、遊び調整の不適正。
この遊び調整はエンジン冷間時にて行う。エンジンが温まると遊び量が変化する
マイクロスイッチ裏の金属プレートを90度回して強制的にマイクロスイッチをONにしてテストする方法がある。(強制作動のテストであり、できれば時間を限定的にしてもとに戻すこと)
今回、不良とは思えませんでしたがマイクロスイッチを一応交換。クラッチワイヤーの遊びを再調整しました。エンジンの温まり方でワイヤーの遊びが変わることを発見。単なるオンオフではなく、ここの調整は結構繊細だと感じます。
※スイッチ交換でしたのでプレート回転によるテストはしませんでした。
クイックシフターはアクセル全開時に効率がいいように雑誌で紹介されてますが、街乗りでもQSは動作します。クラッチ操作がいらなくて単に楽です。ただし、シフト操作中にアクセル開度を大きく変化させるとQSはキャンセルされるらしく、またどうやらエンジン回転8000rpm以上回っていないとスロットルバルブはECU制御で全開とはならないみたいです。つまり私はこのエンジン性能をほぼ使い切ることはないということですね。クローズドコースに持ち込むなら別ですが。
話はもとへ戻って
③シフトセンサー自体の故障
センサーの故障判別方法はWEBでは情報がまったく得られず不明。ディーラーなら単品テスターがあるのかな?
個人がやみくもに交換するのは費用がかかりすぎ。10万円ほどの取り寄せ新品または作動品、これが場合によっては倉庫保管品となります。結局私も一本予備品ができました(笑
④ワイヤーハーネスの断線
そもそもこのバイク、各所に使われている電線が細いうえに、極端な曲がりがあったり、機械的な可動部への配慮が少ない設計と感じます。断線報告もネットで結構あるみたい。もしもハーネス内の電線断線だとすると地道な発見作業になるかまたはハーネスごっそり交換となるかですが、目視で原因箇所が発見できればいいですがいずれにしても難しい作業になりますね。
⑤エンジンオイル量
適正量にあるか。とにかく入れすぎる傾向がある。結構オイル減りがあるエンジンがあるらしいことと、どうしてもマージンを残したい不安があるので多目に入れてしまう。このエンジンはエンジンオイル量で結構フィーリングが変わる印象があります。個人の意見。
⑥ドライブチェーンの張り具合
指定のたるみ量は結構緩い方だと思いますが、このチェーンの張りも一応クイックシフターに影響すると考えて良いようです。緩すぎ張りすぎには注意。
主な調整
エンジンオイル量とドライブチェーンの張り具合
クラッチマイクロスイッチの確認
シフトリンク等の角度調整
シフトアシストの中立をECUリセットする
OBDⅡアダプターと診断アプリを使用。もちろんディーラーへの持ち込みがデフォルト。
このときギアポジションの電圧信号もリセットされる。リセット後一旦イグニッションオフ。アダプターを外し、しばらくし間を置いてからイグニッションキーオン、エンジン始動。1速から順に→6速→1速の流れでクラッチを使いシフト操作。各ギアポジションそれぞれ10秒以上状態を保持すること。このときメーターのギアインジケーター表示が点滅から点灯に変わります。
以降走行テストで確認。
ごくごく短時間の走行をしてみました。クイックシフターは作動しました。しかし、長時間及びエンジンが高温化した場合の条件ではどうなるかはまだわかりません。
以降様子見。
以上です。