Kenta Matsudaira, the sensational winner over Wang Hao



世界選手権やオリンピックで、この30年近く、男女とも上位を常にキープし続けてきた中国の卓球は、新たな脅威に直面している。

環境汚染だ。

ここ4年ぐらい、国際試合に出場する中国のスポーツ選手には安易な外食が禁止されている。

中国で一般的に売られている豚肉は、肉の赤身を増すために「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」が飼料に混ぜられたものである。

この薬品は、ドーピング検査で陽性反応を示すため、スポーツ選手は市販の豚肉を絶対に避けなければならない。

ドーピング検査の問題だけではない。

日常的に吸っている空気、飲んでいる水、食べている米。それら全てにおいて、近年汚染が深刻になっている。

仮に共産党幹部と同じ供給ルートで安全な食材が提供されようとも、自分だけ安全な空気を吸う事は絶対にできない。

現在開催されている卓球のチャイナオープンでは、世界最強の男子選手(Wang Hao 王皓 29才)が日本の若手選手(松平健太 22才)にストレート負けした。

接戦で敗れたのではない。この世界最強の中国選手は、日本選手にストレート負けしたのだ。本当に、あっさりと完敗したのだ。こんなこと、この30年ぐらいなかった事なのだ。

日本の若手選手の活躍を、国際卓球連盟はニュースとして大きく取り上げている。
Chinese Stars Fall, Japan's World Junior Champions Cause Second Round Shocks 08/17/2013

だが、これは絶対に実力だけの問題ではない。

中国の環境汚染によって、スポーツ選手が自滅する時代がやってきたのだ。



Harmony China Open 2013 Highlights: Kenta Matsudaira vs Wang Hao (Round 2)
■松平健太、世界ランキング3位のWang Hao王皓をストレートで破る!


松平健太は、今までに他にも MA Lin 馬琳 選手に勝ったりと、中国キラーの実力者ではあるが、今後、中国選手は環境汚染によって更に自滅するだろう。



中国共産党幹部に安全な食糧供給する秘密生産基地が存在する (2013.08.14)
http://www.news-postseven.com/archives/20130814_203784.html
中国の食品の危険性が指摘されて久しいが、中国共産党・政府の高級幹部専に食糧を供給する秘密基地が全国各地に存在することが分かった。農薬ゼロの野菜やコメを生産する田畑や豚や牛などの家畜のための放牧場、あるいは魚の養殖場なども各地にあるが、「秘密基地」といわれるように、市民には明らかにされていない。


中国では土壌汚染の調査結果は「国家機密」
重金属の血中濃度が異常値を示した米国への移民
:2013年6月21日
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20130619/249943/
中国からニューヨーク市に来た移民の血液中に含まれる鉛、カドミウム、水銀の量はその他アジア地区からの移民に比べて高い。例えば鉛は44%高い。
研究者が注目したのは、中国から来た移民の血液に含まれる重金属(鉛、カドミウム、水銀)の濃度が高いことであった。具体的に言うと: (1)の血中濃度:中国移民は全移民より81%高く、アジア移民より44%高い。 (2)カドミウムの血中濃度:中国移民は全移民より69%高く、アジア移民より60%高い。 (3)水銀の血中濃度:中国移民は全移民の正常値より10%高い。
中国メディアは2011年2月に、「国務院が最近『重金属汚染総合防止措置・第12次5カ年計画』(以下「計画」)を正式に批准。これは我が国で最初の第12次5カ年計画の特定項目限定の計画である」と報じた。この記事によれば、当該計画は中国政府“環境保護部”が策定したもので、2015年までに重金属の排出量を、重点地域では2007年比で15%削減、非重点地域では2007年の水準を超えないという目標を設定して、重金属汚染を有効に抑制するというものであった。この計画を通じて総量規制の対象となる主要な重金属は、水銀、クロム、カドミウム、鉛、ヒ素の5種類であるとされた。
ところが、不思議なことに、当該計画の全文は秘密とされ、一般大衆には公開とされていないのである。全文を公開することが、どのように不都合なのかは分からない。しかし、不可解なことは、これだけに限らない。2013年6月4日に、環境保護部が発表した『2012年中国環境状況公報』には、「我が国はすでに全国土壌汚染調査を完成させた」と明記されているが、その調査結果は公報には全く言及されていない。2月25日付の週刊紙「南方週末」によれば、情報公開制度に基づいて、北京のある弁護士が環境保護部に対して「全国土壌汚染調査の調査方法とその結果」の公開を求めたが、環境保護部は「国家機密」を理由に公開を拒否したという。



中国産などの輸入米に鉛汚染、基準値の30~60倍に―米国:2013年4月20日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71495
米国の研究グループはこのほど、輸入米の含有量に関する調査報告を発表した。サンプル調査の結果、輸入された米及び米製品の多くが基準値を超過していた。最も濃度が高かったのは中国産。イタリア、チェコ、ブータン、インド、タイのサンプルでも基準値を超過していた。
米食品医薬品局(FDA)の定める基準値の30~60倍に達するケースもある。米食が多いアジア系の場合、リスクは他の民族の2倍となる。さらに、だけではなく、ヒ素が検出されたケースもあった。



大気中の水銀排出、3分の1は中国=石炭などが主因―中国紙:2013年4月12日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71269
2013年4月11日、「『水俣条約』と水銀汚染の予防対策」メディア発表会において、中国は水銀の消費と大気中への排出どちらにおいても大国となっており、石炭や精錬、コンクリート製造などの業種が主要な水銀排出源になっていると、中国健康教育センター(衛生部新聞宣伝センター)副主任の程玉蘭(チョン・ユーラン)研究員が語った。科技日報が伝えた。
程研究員は、中国は世界全体の水銀消費のおよそ50%を占めており、大気中への水銀排出量でも世界全体の3分の1近くを占めているとし、水銀は大気中での寿命が長く、長距離を移動して遠く離れた場所でも水銀汚染を発生させると指摘した。



PM2.5の脅威を中国滞在商社マンが告白!肺炎で絶対安静、当局は報道規制… 2013年03月05日
http://news.livedoor.com/article/detail/7471110/
昨年暮れ、原田氏はひどいぜんそくになり、ヨレヨレになって帰国したことがあった。病院で診察を受けると肺炎を起こしていた。
「空港から病院に直行したら、白血球がかなり多く、レントゲンを撮ったら真っ白。1週間絶対安静と言われました。原因については特に何も言われませんでしたが、そのときは風邪をこじらせたと思っていました。しかし、今になって思うと、大気汚染の影響だったのかもしれません。それから、鼻をかんだら、黒い鼻水が出てきたこともありましたし、傘を忘れて雨に濡れたときに顔をふいたら、顔に泥がついていましたね。黄砂のせいだとばかり思っていました」



女子バレーWG、中国の成績不振は「選手が3週間も肉を食べていないため」―中国紙:2012年7月3日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62608
2012年7月1日、バレーボール女子のワールドグランプリ(GP)決勝ラウンド最終日が浙江省寧波市で行われ、中国は0-3で米国に敗れ、1勝4敗で5位に終わった。成績不振の原因について、中国代表の兪覚敏(ユー・ジュエミン)監督は「選手が3週間も肉を食べていなかったせい」と説明している。2日付で新京報が伝えた。 
中国では近年、違法薬物である「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」入りの飼料で育ったブタの肉を知らずに食べたアスリートがドーピング検査で「陽性」になるケースが続出、選手生命に関わる深刻な事件が相次いだ。そのため、国家代表チームの選手が「怖くて肉が食べられない」事態に陥っている。
 


安全な食肉が足りず…ドーピング検査が怖い、国家代表選手が40日間も「肉断ち」―中国:2012年4月19日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60586
2012年4月18日、ロンドン五輪を控え、中国の国家代表チームが深刻な「肉不足」に陥っている。中国では近年、違法薬物入りの飼料で育った家畜の肉を知らずに食べたアスリートがドーピング検査で「陽性」になるケースが続出、「肉が怖くて食べられない」という事態となっている。揚子晩報が伝えた。 
中国では、「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」入りの飼料で育ったブタの肉を知らずに食べたアスリートが、筋肉増強効果があるとされるクレンブテロールに陽性反応を示すなど、選手生命に関わる深刻な事件が相次いだ。中国の試合に出場した卓球ドイツ代表選手から検出されたこともあった。
 


マラソン代表チームがニワトリの飼育始める、ロンドン五輪控え「食の安全」確保―中国:2012年2月23日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58994
2012年2月22日、ロンドン五輪を控え、中国雲南省で高地トレーニング中のマラソン中国国家代表チームが「食の安全」を確保するため、合宿所の庭でニワトリの飼育を始めたことが分かった。新華社通信(電子版)が伝えた。
中国では通常、専用のトレーニング基地には安全な食材が特別に供給され、専用の食堂も完備されているが、同チームがトレーニング地に選んだ雲南省麗江市にはそうした設備もルートもない。食事は一般の食堂に出向くしかないが、肉類は違法薬物が怖くて食べられないため、当初は野菜のみのメニューでしのいでいた。
だが、それでは選手たちの体力がもたない。そこで、コーチらが自ら「安全な肉」の確保に乗り出すことに。ブタは大きすぎて飼うのが難しそうだという理由で断念し、ニワトリの飼育を始めた。さらに地元で天然の魚やヤクを手に入れることにも成功。これでようやく、「選手に安全な肉を食べさせる」という難題が解決された。



ドーピングから柔道女子金メダリストを守れ!所属チームがブタの飼育始める―中国:2011年5月3日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=51044
2011年5月1日、中国女子柔道界のエース[イ冬]文(トウ・ブン)選手を擁する天津柔道チームが、選手に安全なブタ肉を食べさせるため、自らブタの飼育を始めたことが分かった。中国青年報が伝えた。
トウ選手は2009年世界選手権のドーピング検査で陽性反応を示し、国際柔道連盟(IJF)から2年間の出場停止処分を受け、金メダルも剥奪された。ところが今年2月、IJFの検査に不備があったとしてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。訴えが認められ、処分は取り消されている。
トウ選手は筋肉増強効果があるとされるクレンブテロールに陽性反応を示した。だが、天津柔道チームによれば、これはトウ選手が中国で問題となっている「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」を含有したブタ肉を食べたことによるもの。「痩肉精」はブタの飼料に混ぜると肉の赤身が増すことから、中国では違法に使用する悪徳業者が絶えない。
同チームではブタのほか、ニワトリやアヒルも飼っているという。トウ選手のコーチを務める呉衛鳳(ウー・ウェイフォン)氏は「トウ選手はとんだ災難だった。これを教訓に2度と同じ過ちを犯さないように」と話している。



中国のコメの1割が「イタイイタイ病」や「水俣病」の原因物質で汚染 2011/02/15 [サーチナ]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0215&f=national_0215_129.shtml
中国農業部などによる調査の結果、中国で流通するコメの約10%に基準値以上のカドニウムが含まれていたことが分かった。また、中国科学院地球化学研究所の研究者が論文で、中国国内のメチル水銀摂取ルートは魚介類ではなくコメであると報告したことも分かった。カドニウムはイタイイタイ病を、メチル水銀は水俣病を引き起こす物質だ。14日、正義網が報じた。
急速な工業化に伴い、中国では広大な土地が汚染されており、水や土壌の汚染によってコメが汚染され、さらに人体へと汚染が進んでいるという。2002年に農業部によって行われたコメの全国調査では、コメに含まれる重金属でもっとも多かったのが(なまり)で、基準超過率は28.4%、次いでカドニウムの10.3%だった。



<怖い中国事情>ドイツ卓球選手、中華料理の豚肉食べドーピング検査に引っかかる!:2010年10月27日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=46470
2010年10月26日、中国網は、尿検査で興奮剤が検出され出場停止処分を受けた独卓球選手が、中国で塩酸クレンブテロール入りの豚肉を食べたと申し立て、処分を撤回されたと報じた。
今年8月末、卓球中国オープンに参加した独代表のドミトリ・オフチャロフ選手は、尿検査で塩酸クレンブテロールが検出され、出場停止処分を受けた。まだ22歳のドイツの新星は窮地に立たされたが、当局が「原因は中国で食べた豚肉にある」と結論づけたため、選手生命を救われた。
当初、オフチャロフ選手には2年間の出場停止処分が言い渡されたが、頭髪からは塩酸クレンブテロールが検出されず長期利用した痕跡はないこと、中国オープンに同行したコーチからも同薬品が検出され、中国での食事が原因である可能性が高いことを申し立てたことにより、処分は撤回された。 



<環境汚染>耕地の5分の1が重金属汚染―中国:2010年2月5日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39447
2010年2月3日、中国の耕地面積の約5分の1が重金属汚染の影響を受けており、中国政府は汚染の拡大を防止するため「土壌汚染防治法」の公布準備をしていることが分かった。中国新聞社が伝えた。
武漢大学環境法研究所の王樹義(ワン・シュウイー)教授によると、中国の土壌汚染の状況は、すでに食品の安全や人体の健康に影響を与えるほど深刻になっている。土壌汚染の面積は拡大を続けており、中でも最も深刻なのは重金属類による汚染だと指摘する。




『責任者不在の中国「危ない」加工食品①』河添恵子 AJER2013.8.21(3)