2009年の3月、韓国の音楽番組のランキングで、それまで9週間もの間1位を独占し続てきた少女時代の「Gee」を破って、Karaは「Honey」で初めて1位となった。
そんなKaraの次のシングル曲が「Wanna」であり、そのサブ曲として発表されたのが「Mister」であった。
実は、Karaの代表曲である「Mister」は、事務所的にはメインの曲ではなく、単なるアルバム収録曲の一つであり、予算が割り当てられなかったので、「Mister」プロモーションビデオは作られなかったのだ。
「Mister」のミュージックビデオが作られたのは、2010年の日本デビュー時なのである（ただし日本語版のみ）。
음악중심 : KARA - Mister, 카라 - 미스터, Music Core 20090801
ところで、今となってはあまりにも有名すぎる事ではあるが、「Mister」の特徴は、お尻を振るのが特徴的な振り付けとその衣装にある。
サスペンダーがダンスに合わせて揺れるのを狙った演出となっている（Directed by Bae Yoon Jeong, Hotchicks）。
ここで、今まで誰も指摘した事のないとっておきの話（?!）を紹介したい。
以下は、2002年のカイリー・ミノーグのライブステージの衣装と公演中のライブの一場面である。
Kylie wiggles it...
2002年当時、カイリー・ミノーグ（Kylie Minogue）はアルバム「Fever」が世界的に大ヒット中であった。
この頃は、ちょうどインターネットが良く使われるようになった頃で、ファンの間でカイリー・ミノーグの「お尻を振った回数」が大きな話題になっていたとの事。
ファンのリクエストでお尻を振ってみせた時の衣装が、上の動画の通り、垂らしたサスペンダーであった。
「Mister」の振り付けや衣装の演出をした人は、よくわかっていたんだなと思う。
■KARA、次に海外進出したい国は？全員一致で“ヨーロッパ”
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1960010
音楽市場の大きさを考えると、本当は次はアメリカを目指すのが良いかもしれないが、楽曲としてはユーロポップにとても近いので、KARAはヨーロッパでのデビューを考えることがベストだと思う。
KARAの考えている事は、正解だろう。
イギリスではガールズバンドやアイドルグループは伝統的に人気があるのだ。
カイリー・ミノーグはヨーロッパ＆オーストラリアで絶大な人気を誇るが（これは日本では想像できないくらいのものなのだ）、アメリカでは単発のヒットを何度か繰り返したものの、それほど大きな人気を獲得できたわけではなかった。
芸歴25年以上のカイリー・ミノーグであるが、単なる「ユーロポップ」としてしか見られず、今まで努力してもアメリカ市場での成功はとても難しかったのだ。
アメリカ市場では、SMエンターテイメント（BoAや少女時代）やJYP（Wonder Girls）が今までにかなりのお金を費やしてきたが、全く成功できていない。
同じ事をKARAの事務所がやっても、同じ結果になるだけだろう。
（なお、昨年はPSYのGungnam Styleが突然人気になったが、あれはポピュラーミュージックではなく、あくまでエンターテイメントとして人気になっただけだ。）
最近、K-POPの中国・香港での公演が少し目立つが、中国は音楽の市場がとても小さく、消費の担い手である中間層が将来も広がる事はないという絶望的な社会システムであるため、中国進出を本格的に考えると、かつての小室哲哉と同じように大失敗するのは間違いない。
中国市場には未来がない。
韓国の政治には根深い問題がある為、日本での今後のK-POPの更なる普及はとても望めそうにない。
アメリカでは、何年やっても日本市場のようにはメジャーにはなれない。
アジア各国では市場が小さすぎる。
日本市場の将来性がなくなった今、今後のK-POPは、ヨーロッパ＆オーストラリア市場を活動の中心にすることでしか生き残ることができないだろう。
※本国薄利“韓流ブーム”に疑問 日本依存…５年後には消える？
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120512/mcb1205120501003-n1.htm
■2013年1月6日東京ドームコンサートよりFanCam
130106 Kara Tokyo Dome Mister
[Fancam] 130106 KARA - Jiyoung Solo (Gakuen Tengoku 學園天國) @Tokyo Dome
[Fancam] 130106 KARA - Jumpin (Japanese Ver.) @Tokyo Dome
[Fancam] 130106 KARA Winter Magic @ Karasia Tokyo Dome
そんなKaraの次のシングル曲が「Wanna」であり、そのサブ曲として発表されたのが「Mister」であった。
実は、Karaの代表曲である「Mister」は、事務所的にはメインの曲ではなく、単なるアルバム収録曲の一つであり、予算が割り当てられなかったので、「Mister」プロモーションビデオは作られなかったのだ。
「Mister」のミュージックビデオが作られたのは、2010年の日本デビュー時なのである（ただし日本語版のみ）。
ところで、今となってはあまりにも有名すぎる事ではあるが、「Mister」の特徴は、お尻を振るのが特徴的な振り付けとその衣装にある。
サスペンダーがダンスに合わせて揺れるのを狙った演出となっている（Directed by Bae Yoon Jeong, Hotchicks）。
ここで、今まで誰も指摘した事のないとっておきの話（?!）を紹介したい。
以下は、2002年のカイリー・ミノーグのライブステージの衣装と公演中のライブの一場面である。
2002年当時、カイリー・ミノーグ（Kylie Minogue）はアルバム「Fever」が世界的に大ヒット中であった。
この頃は、ちょうどインターネットが良く使われるようになった頃で、ファンの間でカイリー・ミノーグの「お尻を振った回数」が大きな話題になっていたとの事。
ファンのリクエストでお尻を振ってみせた時の衣装が、上の動画の通り、垂らしたサスペンダーであった。
「Mister」の振り付けや衣装の演出をした人は、よくわかっていたんだなと思う。
■KARA、次に海外進出したい国は？全員一致で“ヨーロッパ”
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1960010
音楽市場の大きさを考えると、本当は次はアメリカを目指すのが良いかもしれないが、楽曲としてはユーロポップにとても近いので、KARAはヨーロッパでのデビューを考えることがベストだと思う。
KARAの考えている事は、正解だろう。
イギリスではガールズバンドやアイドルグループは伝統的に人気があるのだ。
カイリー・ミノーグはヨーロッパ＆オーストラリアで絶大な人気を誇るが（これは日本では想像できないくらいのものなのだ）、アメリカでは単発のヒットを何度か繰り返したものの、それほど大きな人気を獲得できたわけではなかった。
芸歴25年以上のカイリー・ミノーグであるが、単なる「ユーロポップ」としてしか見られず、今まで努力してもアメリカ市場での成功はとても難しかったのだ。
アメリカ市場では、SMエンターテイメント（BoAや少女時代）やJYP（Wonder Girls）が今までにかなりのお金を費やしてきたが、全く成功できていない。
同じ事をKARAの事務所がやっても、同じ結果になるだけだろう。
（なお、昨年はPSYのGungnam Styleが突然人気になったが、あれはポピュラーミュージックではなく、あくまでエンターテイメントとして人気になっただけだ。）
最近、K-POPの中国・香港での公演が少し目立つが、中国は音楽の市場がとても小さく、消費の担い手である中間層が将来も広がる事はないという絶望的な社会システムであるため、中国進出を本格的に考えると、かつての小室哲哉と同じように大失敗するのは間違いない。
中国市場には未来がない。
韓国の政治には根深い問題がある為、日本での今後のK-POPの更なる普及はとても望めそうにない。
アメリカでは、何年やっても日本市場のようにはメジャーにはなれない。
アジア各国では市場が小さすぎる。
日本市場の将来性がなくなった今、今後のK-POPは、ヨーロッパ＆オーストラリア市場を活動の中心にすることでしか生き残ることができないだろう。
※本国薄利“韓流ブーム”に疑問 日本依存…５年後には消える？
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120512/mcb1205120501003-n1.htm
■2013年1月6日東京ドームコンサートよりFanCam
[Fancam] 130106 KARA - Jiyoung Solo (Gakuen Tengoku 學園天國) @Tokyo Dome
[Fancam] 130106 KARA - Jumpin (Japanese Ver.) @Tokyo Dome
[Fancam] 130106 KARA Winter Magic @ Karasia Tokyo Dome