こんにちわわわ！！！

前回に引き続きまして…

私のブログ更新が止まっていた理由その②！！！

最も大きな理由

それが

父の入院です。

2019年11月8日

この日は、

実家にいる父と母と、私の3人で、地元の居酒屋で飲む約束になっており、

前々から楽しみにしていました。

そろそろ(地元へ向かう電車に乗るため)駅に行こうかなーと思っていた折、

母から1本の電話が。

電話の向こうにはピーポーピーポーという音🚑

母は、お父さんが仕事中に救急車ではこばれた！お母さんも今乗っとる！

とだけ言って、

電話は切れました。

事故？病気？

生きているのか？

危険な状態なのか？

なにもわからないまま、私は地元へ向かう電車に飛び乗りました。

不安がいっぱいすぎて宙に浮いたような、現実感のない気持ちがしながら、

2時間半ほど。

病院に着いてみると、

ICUに入っていました。

ここは、兄が勤めている病院です。

仕事場で、お昼休み

倒れた父は、

お腹を抑えて、

あまりの痛さに

脂汗を吹き出しながら、

泡を吹きながら、

聞いたこともないような大声で叫びながら、

のたうちまわるように苦しんだそうです。

普段何があっても痛いと言ったことのない父が。

病院に運ばれてからも、

原因は分からず。

痛みに転げ回り２、3時間。

麻酔を打たれて、

様々な検査をし、

造影剤による検査の結果、

膵臓にできた嚢胞のせいだと言われました。

とりあえず動いて破裂しないように、

麻酔や麻薬を継続して投与し、

ICUにて絶対安静の経過観察ということで

その日は母と私は実家に帰りました。

次の日、

消化器内科医の先生に呼び出された私と母。

先生が言った言葉は、

お父さんが助かる確率は１割もありません。

他に何を言われたかは、覚えていません。

放心状態のまま、

診療室を出ました。

廊下に出た瞬間、

泣き崩れました。

そんな状態で、旦那にまず連絡し、

母と手分けして兄弟にも連絡しました。

担当の、男性の敏腕看護師長より、

内科的治療は不可能です。

手術をしても、助かる確率は１割以下です。

30分以内に、手術するか決めてください。

と言われ、抱えきれなかった母は、

長男に電話。

同じ病院で働いており、この看護師長を信頼していた兄は、

看護師長に電話で、

「すべておまかせします。途中の許可も、取らなくていいです。まかせます。やれることをやってください。お願いします。」

と言ったそうです。

それから、これまた有名な外科医の先生が

高速道路を飛ばして駆けつけてくれました。

この手術は賭けでした。

職員家族でなかったら、

やってくれなかったほどの

リスキーなものでした。

ここで、東京の三男含め、家族全員が集められました。

電話が一つある部屋で、

きょうだい、誰1人欠けても耐えられなかったであろう、つらい待ち時間でした。

早く電話がかかってくるということは、

何もできずに開いて閉じたということ。

だから電話を見続けた。

手術室に入ってから6時間ほどが経った23時ごろ、

「とりたかったものは全て取れました。」との連絡がきました。

その後閉腹にはいり、

家族が呼び出され、

お父さんから摘出した臓器を見せられました。

40センチ四方ほどのトレーに、山盛りの臓器。

胃の半分

十二指腸全部

膵臓全部

胆嚢全部

脾臓全部

を摘出されていました。

その後、夜中にそれぞれの車で実家に帰りましたが、

3時ごろ、涙が止まらず、誰にも聞こえないよう、

布団に潜って泣きました。

そこから2週間、

父は目を覚ましませんでした。

それも、目が覚めると痛みで暴れてしまうし、動くと傷口が開いたり、

傷口が閉じてからでも動くことによってそっちに体力がもっていかれ、回復できないため、

ずっと麻酔や麻薬でコントロールされていたためでした。

これがその時の写真です。

上に飾ってある写真は、

つらくて何も手につかず眠ることもろくにできなかった私が作ったものです。

お父さんと過ごした写真を貼りました。

裏側には、

お父さんが倒れてからの出来事を、元気になったら見られるようにと、時系列で書きました。

動かないお父さんの手を、

毎日毎日病院に通って握り、足をさすり続けました。

私の勤め先のみなさんは、

お父さんが安心できるようになるまで、ついていてあげてね、と言ってくださり、

私は2週間仕事を休ませていただき、

それからあとは、年末まで実家から3時間以上かけて仕事に通いました。

それは、私が父を好きなこともですが、

それよりも、

母を1人にしたくなかったからでした。

2週間ほどして、挿管が取れたのですが、

その夜2時頃に実家に電話が。

危険な状態だと言うことで呼び出され、

実家にいた母、長男、私が病院に駆けつけました。

たまたま、腕のいい看護師さんがおられたおかげで、

一命を取り止め、

再挿管を免れました。

再挿管されると、回復の可能性が大幅に下がってしまうのです。1番恐れていたことでしたが、ギリギリで耐えました。

この辺りで、精神的にどん底になりました。

いっぱい書きたいことはあるのですが、

とても長くなってしまうので、

省きます…

その後、徐々に意識は回復し、過酷なリハビリが始まりました。

もともとムキムキ💪だった父は、ガリガリに痩せ、

立つ、座ることは愚か、腕を持ち上げることもできなくなっていました。

意識もしっかりしない中、リハビリを毎日頑張る父。

その姿に家族も感動しました。

しかし、、、

さらにどん底につき落とされる事実が発覚したのです。

脳出血でした。

しかも

かなりの広範囲の。

なんで…

そんな…

そんなこと…

リハビリをし始めていたところ

また絶対安静に。

手術をするかどうかは、

脳の手術は本当に高リスクなため、

脳神経外科の先生がギリギリまで考えた結果、

手術せずに吸収を待つことに。

その決断から1ヶ月たった年末。

この期間も、本当に長かった。

生きた心地がしなかった。

年末年始、なんとICUを出て個室に移れるまでに回復！！！！！✨

しかしまだちょっとした風邪でも死ぬ可能性のある状態。(これは、今でも変わりません)

その状態だったので、年末年始は私と母が交代で病室に泊まり込みました。

旦那側の実家にも、今年の年末年始は帰ってこなくていいよ、お父さんお母さんについてあげてと言っていただきありがたかったです。

泊まり込みの間にも、

トイレを失敗したり、

少し会話ができたり、

折り紙を教えたらなんときちんとできたり！！！

まあいろいろなことがありました。

まだ口から水すら飲ませてもらえない父と過ごす時間、こちらも見ているところでなにも口にできない(したくなかった)ので、

父が寝ている間にこそこそ廊下でサンドイッチを食べました。

正月なんてあってないようなものでした。

年末年始が明け、

私も自分の家から仕事に行くようになりました。

ここでも色々と省きますが…

それから2ヶ月たった3月！父が退院しました！！！✨

今でもこれからも、インスリンのことや体調、体力面で沢山の障害がありますが、

なんと今では好きなものを食べて、お酒まで飲むようになっております😭

3月19日は父の誕生日でした。

生きて迎えることができたことが奇跡です。

私が家族ラインに送ったメッセージです。

今ではちょっとした夫婦喧嘩もしています。

しかし、脳出血のために、できなくなったことがいっぱいあるお父さんです。

笑顔もうまくできません。

ふてくされることもありますが、

自分が元気に生きていることが、他の人の力になるんだと、しっかり生きてほしいものです。

でも、言っても次の日には忘れちゃったりするんですけどね😂

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！！！

だいぶハショったところがあるので、

もし聞きたいと思ってくれる方があれば、

また書こうかな？と思います☺️

父の大病…これが理由その②