現実直視と現実逃避

現実直視と現実逃避

思った事を何となく書くゆるゆるブログ

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いつぶりか思い出せないぶりにブログを書く事にする。
1年前の自分には信じられないような毎日を過ごしてるね。

彼氏が出来て、ほぼ同棲をして、実家を出ている。
実家を出たい自分にふざけて友達に「彼氏作って転がりこむかやな(笑)」と言われ、それが一番ありえない方法やと思ってたのに、あっさりと。

もう付き合って半年も過ぎた。
付き合った時から気持ちが薄れる訳でもなく、むしろ毎日毎日好きになってるし、いつまでもずっと一緒にいたいと願ってる。
本当に素敵な人と出会えて、一緒に時間を過ごせてる事に毎日感謝してる。

それやのに、好きになればなるほど、幸せな時間を過ごすほど、不安で不安で仕方なくなる。
この幸せな時間がなくなるのではないか、と。

いつも、私が幸せな事が起こると、何らかの理由でその倍辛い事が起こり、幸せはなくなった。
平穏な生活が出来た事は少なかった。
絹ごし豆腐より弱いクソメンタルな為、その度にアホほど落ち込んだ。

ここ何年かは、kちゃんのおかげで、不安定ながらも少し前向きになれていた。
そのおかげで、私はずっと頑張れていたし、その結果、今の彼氏に出会えたと思っている。
本当に感謝してもしきれない。
連絡をとっていなくても、毎日kちゃんの事を思い出すくらいには大好きで仕方ない。
多分これを本人に言うとものすごく冷めた目で見られるだろうけど、それすら嬉しい。
変態かもしれない。

と、まぁ前置きが長くなったが、どうしても自分が幸せになるというイメージが出来ない。
幸せが続くというイメージが出来ない。
そのせいで、幸せな時間を過ごせば過ごすほど、この時間はいつ消えてしまうのかと不安で仕方ない。

他人から聞けば、ただの惚気に聞こえるんやろうけど、本当に彼は人間としてすごく穏やかで、平和な人で、惜しみない愛情を与えてくれて、嫌なところなんて見つからないぐらい素敵な人。
そして、私が小さい頃から望んだ「普通の家庭」で育ってきた人。
毎日親の顔色を伺って、ビクビクしながら、外でいるより家でいる方が気を使うなんて生活をしてこなかった人。
母親に嫌われ、捨てられるかもしれないなんて思った事もない人。
自分が何か特別な事をしなくても、ただ無条件に親に愛され、他人から愛される事を当たり前にしてきた人。
そんな事を考えた事もない人。

だから、私の気持ちなんて分からない。
分かる訳がない。
それは当たり前。
私が彼の気持ちが分からないように、彼も私の気持ちが分からないのは当たり前だ。

その事に対して多少もどかしく思った事はあった。
羨ましくてたまらなかった。
その反面、私もやっとその「普通の幸せ」を感じれていると幸せでもあった。

それなのに、ダメだ。
どうしてもダメなんだ。
自分が、その幸せを手に入れる事が許されてない気がして、ダメなんだ。
あんなに望んでたのに、やっと手に入れたのに。
何で満たされない?
これ以上を望んでる訳じゃないのに。
何かされてる訳でもないのに。

ずっと考えてた。
頭の中でずっとモヤモヤしていた。

先日、彼と布団に入りながら、話をしていた時に、感極まって泣きながら色んな話をした。
不安な気持ちを全部ぶちまけた。
これで幻滅されるかもしれない、呆れられるかもしれないと思ったけれど、言わずにいられなかった。
その時にポロっと出た言葉にハッとした。

「何も特別な事をしなくても、ママに認められたい、愛されたかった」

私が囚われていたのは、やっぱり「母親」という「呪縛」だった。

彼氏が出来たら変わると思っていた。
愛してくれる人が出来るんやから、それもなくなると。
甘かった。
私はまだまだ母親の呪縛から解かれていなかった。

呆然とした。
いつまで囚われている?と馬鹿馬鹿しかった。
それと同時に、母親の呪縛から逃れられない間は、この気持ちはずっと続くんだと確信した。

ハァ〜・・・
どうしたらいいんだろうか。これは。
もうどう考えても時間薬しかないのだろうか。
それともいっそ、本当に母親の事を考えないように生きていけるように、遠く離れた場所で暮らさなくてはいけないのだろうか。
それについての答えはまだ出ない。

それでも、一つ言える事がある。
私がこの気持ちを持ったまま、彼と付き合う事は、彼にとってとても失礼な事なんだという事。
そのせいでまた、私は1人になってしまうだろうという事。

それだけは絶対に嫌だ。
そうなると、私はもっと頑張って、強くならないといけない。
「ただ、無条件に愛される」という事を、受け入れられる強さを。

今ここでこれだけ自己分析して書いても、私はまたきっと同じ事で悩むと思う。
その時は、また自分でこの記事を読んで、強くなれますように。


過去の弱い自分は、サヨナラ出来るように。


今年もあと少し。
精一杯生きよう。