目を離すだけで
消えてしまいそうな命

小さな紅葉ほどの手

その成長を
その日しかない
かけがいのないその姿を
僕は見過ごしてきたのかもしれない

心に素直に
声を上げて
泣いていい。

砕けてもつなぎとめて
あげるから

溢るる愛を注ぎ
2人紡いできた。
絹の繭のように

でもいつか
蛹は蝶になって
飛び立つ

いつかお前が旅立つ日

しっかりと
見送るから
瞬きもせずに
見送るから