変わりたい
変わる
というのを
成長する
って思わなくなってから
簡単に後退してしまった
なぜだか今
成長するって言葉がしっくりこない
自分の中の良いと良くないがとても曖昧になってしまった
方向の概念が無くなって、
ふらふらと楽で怠惰なままに傾いていってしまった
あの頃までは
一番楽なのは、本当は誠実に生きることだって信じていたのに
優しくなりたい
あの頃、なぜか見捨てることができなかった自分に
あの頃もっていたある基準のしたで、もっと耳を傾けようとしたい
ずっと怖くて、
呆れられて、ばかにされる状況に陥るのが恐怖で
信じるも何も無くなった
それだけだったのが、
いつしか、
他人にとって大丈夫ではないことを、
自分ではないからそっぽを向いて
"悪い人にはならないように"
ただそれだけを考えて
本物の気持ちには触れようとしなかった
何も考えなかった
その代わり
なぜ歩み寄らなければならないのか
なぜ正しくあるのが良いのか
何の為の毎日なのか
何の為に生きてるのか
でもなんでこんなに悲しくなるのか
なぜこんなに虚しくて
いつの間にかどうでもいい毎日が待っているのか
とにかく
全てがくだらなく見えた
どうでもいい
自分さえどうでもいい
なんの価値も無い
なのにいつも
居なくなる度胸はなくて
消える強さも無くて
服を着て
学校へいって
人と会って
適当に話を合わせて
みんなに触れないように
でも離れてはいかないように
それだけだ
ただ自分の意見を言いまくって、これが自分だ、これが自分の考えなんだと言うことが、
正しいとは思わないけれど
ほんとうに、
自分が薄れていった
自分の良心に従う気持ちももうない
全部無視
聞こえないフリ
そして被害者のフリ
被害者になるための気持ちや言葉とかはいくらでも出てきた
でももう
ここも居心地悪いんだと
聞こえる
だって被害者じゃないんだ
もっと、考えられる
なぜそうするかが、
すっかり私の中からは消えてしまったけど
だから今も動けずにいるんだけど
でももう ちゃんと
このままでは
誰かが泣いたのにも
気付くことさえなくなって
小さな声は無いのと同じみたいに
あのとき
出来ない人を責めて馬鹿にして見下した自分には
恐ろしくて、戻りたくはない
