どこまで進む!?「円安」の行方は・・・
皆さま、こんばんは夏の夕日って力強くて美しいですよね〜さてさて、連日株式市場の続落が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?この続落の要因としては、皆さんもちろんご承知の、そう、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言でございますね!!「インフレの実績値が下がり切るまでは利上げやめない」「その過程は家計や企業に痛みを与え、茨の道になるかもしれない」などなどの今後も更に利上げが続くことを匂わせる発言で株価は続落、VIX指数は26.91まで上昇、そして円安も加速し続けております(株式市場怖い!撤退だ!という感じですが、レーバーデーと呼ばれるアメリカの休日を過ぎると出来高が回復していく傾向があります特に11月にはアメリカの中間選挙も控えているので、普段なら株価も上昇要因ではありますが、金利上昇の影響力の方が大きいでしょう…。)特に円安は目も当てられないくらいに加速しており、現在144.91で145円も目前でございます今朝は確か142円台だったと思いますが、1日で2円もの円安、物凄い勢いですよねこれは24年ぶりとかの円安みたいですが、更に加速してもう150円台もあり得るのではないでしょうかこのドル高・円安は日米の金利差に起因していて、金利が高いドルは安全資産として買われ、逆に金利が低い円は叩き売られているんですねこの金利差は更に年末にかけて拡大することが確実視されています現在のFRB政策金利は2.5%ですが、今年はあとFOMCが3回開催されるんですね日程とマーケット予想としては下記の通りです9/3,4 0.75%金利上昇11/1,2 0.5%金利上昇12/13,14 0.25%金利上昇つまり、年末までに金利が4%にまで一気に跳ね上がる予想ですこれはあくまでも市場予測ですので、今後のマーケットを観察していくことはとても重要になりますFRBも重視している重要な経済指標の一つにCPIの数値がありますね8月の消費者物価指数は、9月13日21時30分〜発表となりますので、この発表と前後のマーケットの動きは特に気にして観察してくださいねそうなると景気後退期入りはもはや確実とも言えますので、安易に株を購入すると含み損を抱えるリスクが今後高まって行きます一概に全ての銘柄が一気に下がる訳ではないのですが、リスクが高くなる時期ですので気をつけていきましょうちなみに長期分散投資の投資信託などは、安い時期に多く帰るメリットともなりますので引き続き購入し続けて大丈夫ですよちなみに、日本は現在のところ低インフレで金融緩和も続いており、世界のマーケットから見ると異次元的な世界にいるようですが、この金利差拡大は更なる円安をもたらすことは確実と考えられますそんな日本ですが、本日から訪日入国者数緩和とのことで、2万人から5万人へ増えますこの様な制限がいまだにある先進国は他にないのですが、今後更に入国者数は緩和されていくと、円安で訪日したいインバウンドの回復が期待されますねそうなると停滞したインバウンドのポストコロナ関連の銘柄はジワジワと上昇して参りますので狙い目ともなりそうですね仮に景気後退期に入っていても、全ての銘柄が下がる訳ではないですし、景気後退期だからこそできる投資戦略などもありますこの相場を逆に楽しむ余裕を持って過ごしていきましょうね