医療従事者は時代の流れに遅れを取らないためにも、学会やセミナーなどに参加して、専門知識に磨きをかける必要がある。医学系の学会やセミナーといえば、日本医師会が主催するものが有名だが、他にも看護協会や薬剤師協会などが開くものもある。そこで発表される内容は多岐にわたるため、参加する際には内容を吟味する必要があり、現場で役立つ知識が得られる学会やセミナーを見極めることが重要だ。
また、学会は全国各地で開催されるため、遠方の場合はスケジュールの調整や参加費用の捻出が容易ではないこともある。そのため、学会やセミナー参加を出張扱いにしてもらえないかの確認もしたほうがいいだろう。医療機関の中には、福利厚生の一環として、学会やセミナー参加を出張扱いにしてくれるところがある。そのため、休暇を取得したり、参加費用を自腹で払わなくても済むことがあるのだ。
新人時代は、各種研修会やセミナーなどの学びの場は職場が用意してくれたが、一人前の看護師になり、さらなるキャリアアップを目指す場合には、院内で開かれるものでは満足できなくなってしまう。したがって、より一層成長をしたい場合は、専門サイトを定期的にチェックして、自分に適した学会やセミナーに積極的に足を運ぶほか、学ぶ意欲を尊重してくれる職場選びも重要だ。勤務先を探すときには、ついつい給与や休暇などの条件にばかり目が向いてしまうが、看護師として成長できる職場環境にも注目してほしい。
「子供のころから、看護師になるのが夢だった」という人や、「やっと、人のためになる仕事に就くことが出来た」という人の中には、「看護師になって良かった」と実感している人も多い。「看護師の仕事は、やりがいがある」と感じている方も多いため、「このまま、ずっと看護師の仕事を続けたい」と考えている方も多いだろう。しかし、女性の場合には、結婚や妊娠といった生活や体への変化により、「仕事が続けられない」という状況になってしまうケースも少なくない。
では、そんな女性看護師の不安なキャリア構築についてご紹介しよう。
看護師として、ずっと仕事を続けていきたいと考えている方の多くは、「結婚後も、仕事が続けられるか?」「子供が出来ても、仕事が出来るのだろうか?」という不安があると思う。「産休や育休に入ってしまうと、キャリア構築がストップしてしまうのでは?」と感じる方も多いだろう。しかし、医療現場ではまだまだ看護師不足の状態となっており、看護師の需要は決して減ってはいない。ということは、産休や育休明け後もしっかりと仕事ができ、キャリア構築をする環境があるということである。
ただし、家事や子育てと両立出来る環境がどこでも揃っているかというとそうではない。子供が熱を出した、子供の体調が悪いという理由で、遅刻や早退、休みなどを取りたくても取れない環境も多く、これらの環境改善はこれからの大きな課題となってくるだろう。
結婚や妊娠、出産によりキャリア構築を不安に感じている女性看護師も、復帰する職場探しには苦労することは少ないと言える。しかし、両立出来る環境となると、まだまだ難しい状況である。しかし、これらの環境が整えば、今よりもっと女性看護師のキャリア構築が行いやすい環境となるはずである。そうなった時のためにも、キャリア構築に役立つ情報を現時点からしっかりと収集しておく必要があるといえるだろう。キャリア構築を考える女性看護師には、役に立つ情報をまとめた【キャリア構築コラム】というHPを紹介しておくので、一読しておいてもらいたい。