皆さんこんにちは。
日本フッソテクノコートの松倉です。
フッ素樹脂PTFEの続きで、接着エネルギーについてです。
たとえば、鉄板やガラスは瞬間接着剤でガッチリくっつきますよね。
でも、ポリエチレン樹脂やシリコーン樹脂は無処理ではくっつかず、簡単に剥がれてしまいます。
この尺度が、「接着エネルギー dyne/cm」です。
この値が小さいほど、くっつかない=非粘着性が高い、となります。
電解研磨したアルミニウムなら、145.0 dyne/cm
ポリエチレン樹脂なら、75.2 dyne/cm
シリコーン樹脂なら、47.8~72.7 dyne/cm
フッ素樹脂(PTFE)なら、43.1 dyne/cm
(日本弗素樹脂工業会 フッ素樹脂ハンドブックより、抜粋)
以上、数値で見ると、如何にフッ素樹脂(PTFE)の非粘着性が高いかがわかります。
では、なぜフッ素樹脂が特に接着エネルギーが低いのか?
それは、フッ素樹脂の中のF(フッ素)元素は、他の電子を取り込もうとする力=電気陰性度
が最も大きい元素のため、フッ素樹脂の骨格であるC-F結合が非常に強いからです。
内部でガッチリ結合しているため、外部に影響されにくいからです。
何となく、イメージが湧きますか?
5月も終わろうとしており、安全衛生委員会で熱中症対策について産業医の先生から強く要請がありました。
塩あめ、スポーツドリンク、もしもの時に脇などに挟めるよう、凍らせたペットボトルなどなど。
皆さまも、ご安全に。
ではまた。
松倉幸治