~2010年11月某日カンマキシティー真夜中の出来事~
チューチュー チューチュー
なにか食べ物落ちてないかな~
!!
こんなところにオバケカボチャのフクロに入ったお菓子があるぞ。
これは、人族の子供たちが楽しみにしていたハロウィン用のお菓子ではないか。
ハロウィンはとっくに終わったというのにどういうことだろう。
もしかしてっ!!
同じ家に住むネズミ族の我々(われわれ)へのサプライズなプレゼントでは!!
なかなか人族たちも気がきくじゃないか。
いつもは高級じゃない食事を少し分けてもらうだけで
捕獲罠(ホカクワナ)をしかけられたり毒のエサをまかれるというのに。
きっと、今までのことは水に流して
仲良く共(とも)に暮らしていこうという事に違いない。
その気持ち我々はしかと受け取った!
人族と言えば、凶暴(きょうぼう)で劣悪(れつあく)で冷血(れいけつ)
でデカくてケチで・・ブツブツネチネチ・・
(1時間後)
・・アホでバカでマネケな地球上で最もイケてない種族なのに、
こんな温厚で心優しい人族がいるなんて・・。
この辺りの住ネズ民にもここにひっこしてくるように伝えなければ。
さっそくネズミ長老に人族の意思を伝え皆に広めてもらおう。
ミッション1
とある家のネズミ族がとんだかん違いをし、お菓子を持っていってしまった。
しかも、このままでは家にネズミどもがわんさかやってきて大変なことになってしまう。
長老に会うのを阻止(そし)し、お菓子を取り返そう!
ネズミの足跡をたどって捕獲してね☆
ヒント
ネズミ「長老の家はとある公園だけど、
まぁ、のんびりこの辺りを散歩してからにしよう。
まずは、ここの家の庭のいちごの苗(なえ)のチェックをしなくては~。
いちごが出来るの楽しみだなぁ。ウシシ。」