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ネズラー通信編集部のブログ

ネズラー通信編集部の公式ブログです。

最近、
ロケット花火とか売ってないな、と思って、
店員を捕まえたんだ。

「危険なので、売っていません。」

なんでも、
なんでも、
危険、危険。

じゃあ、安全なものなんてあるのかな。
僕は安全だよ。

男はケガして、
失敗して、
転んで、
口の中に砂利を入れられて、

それでも、
涙ぬぐって、立ち上がらなきゃ、
強くはなれない。

でも、
僕は強くはない。
ホントは寂しがり屋の甘えん坊だ。


スカっとしたいから、
パラシュート花火を買ったんだ。

点火する。
一番デカイやつを買ったから、
パラシュートが落ちてきたら、
それを走って捕まえよう。

捕まえられたら、ラッキー。
捕まえられなかったら、アンラッキー。
自分でカゲフミみたいなルールを考える。

花火があがる。

すると、
パラシュートじゃなく、
空から、女の子が落ちてきた。


慌てて、
受け止めに行く。

おっとっと。

川岸ぎりぎりで、
なんとか女の子を持ち上げて、

とりあえず、
堤防に寝かせて、
僕は着ていた防弾チョッキを被せた。
ピストルは抜かなかった。


この花火が終わったら、
僕は夜勤だから、
どうしようか、
取りあえず、
上司に言わなきゃ。

上司のピッチに電話を入れる。


「あっ、もしもしー。ケイジですけどー。
 あっ、どうも、おはようございまっすー。
 で、ちょっと相談があって、
 遅れそうなんですよ。
 いや、そうじゃなくて、
 えっ、解雇?
 いやいや、そんな・・・
 ほら、救命義務ですよ。
 えっ、
 野鳥が瀕死じゃないですけれど・・・
 でも、
 ほっとく訳いかないときがあるじゃないですか。
 いや、ちょっと待ってくださいって。
 いやいや・・・」

誕生日は友人に捧ぐ。

煉獄のランナー 
~20年以上走って司法書士になった男 ~ 
川西正幸物語









僕がとても大切に想っている
友人がいる。

苦楽を共にし、
青春を共にした。

彼は
なんと
20年以上、

「働きながら(実務)」
「勉強を続け」


司法書士となった。
さすがに、
司法(書士)研修では、
先生も周囲も年下ばかりだったそうだ。


そんな人はいないと思う。
皆、諦める。

誰かが助けてくれたわけじゃない。
彼は自分に投資し、
頑張りぬいた。

炎のランナー、
否、煉獄のランナーだ。
そして、
煉獄さんみたいに優しい。
磨かれた実務経験がある。




事務所に居る猗窩座はこういうだろう。

「コネもない。カネもない。
 専門学校に行って集中して勉強もできない。
 いくら地頭がよくても、
 いくら実務ができても、
 所詮、補助職(手伝い)止まりなんだ。」


彼と僕は就職氷河期世代で、
生きていくために
仕事をしなければならなかった。

実際、
国家資格を取っても、
辞めていく人もいる。

上述、
事務所に居る猗窩座のセリフを想いだして欲しい。

「コネもない。カネもない。」


もっというと、
家庭の事情が複雑で、
そんなことを話すと
泣き言になるから黙っているが、

そこらへんの
お涙頂戴物語より、正直酷い。

僕は冗談で、
会うたびに、
「正幸の『幸』って、
 正に幸せが来ないって意味だよねー。」


なんて言っていたもんだ。

でも、
僕らは
産み落とした人や
育ててくれた人たちを看取り、

左右崖っぷちを走り続けた。

生まれ育ちが似たような人間が集まる。
そんなもんなんだろう。


川西君はカッパ先生と
書士会などで呼ばれている。

この名前は、
アランジアロンゾのカッパのキャラに
彼が何故か似ているからだ。

立ち姿だろうか?
妙に、クネっとしているんですよね。

彼と30過ぎだろうか、
いつものように難波で会ったとき、

「ちょっと話がありまして・・・」というので、

いつもの僕のノリで、

「何?
 50過ぎのおばちゃん(失礼!今はその年齢に追いついた)
 の
 おもちゃにでもなっているの?」

というと、

本当に、
年上の彼女が出来たという。
そして彼は結婚した。

「大丈夫?」と不安だった。

経済状況、
根深く残る家主義的差別、
僕は何度も喰らっているからわかるんだ。

僕は奥様になる女性に訊ねた。

「なぜ、この男なんですか?」

彼女は言う。

「だって、(法律家や補助者の懇親会で)
 カッパ先生と呼ばれてるんですよ。」


僕は二人は番になれると思った。

やさしいから、とか
正義感が強いから、だとか、僕は信じない。

誰だって優しいときもあるし、
正義に燃えるときもある。
そして、
心折れるときもあるのだ。

奥様は彼の唯一無二の存在に惚れた。
なら
大丈夫でしょう。


そんなカッパ先生は、

でも、スポーツマンで野球少年。
今は
フルマラソンを走るランナーでもある。


川西君と僕には不思議な縁がある。

彼の幸せが大きいと、僕の幸せも大きくなる。
彼が不幸せを喰らうと、僕もノックアウトされる。

彼が最近、腸ねん転を起こしたので心配だ。
僕も誰かにコブラツイストをかけられるかもしれない。


彼は真っすぐで正直だ。

援助やコネもなく這い上がって行く。

温かい友情や人情に支えられ。

そんな男がいる。

川西正幸という。





※司法書士について知らない方へ


主に
法務局に登記をする業務を行います。
合格率は4-5%と司法試験と並んで難関です。

司法書士は、
例えば、
誰かが亡くなると相続が発生し、
名義の変更を余技なくなれます。
(罰則化になった)
それができるのが司法書士です。
他にも、
遺産分割、遺言書作成、
借換え、や抵当権の抹消、
会社の設立、役員変更、目的変更、
本店移転、解散・・・

弁護士と業務がかぶりますが、
連携、提携して、仕事を進めます。
弁護士の花形は訴訟などでしょう。

弁護士の仕事のメインは裁判所と言えるかもしれません。
三菱色鉛筆。




エアープランツといっても、
カスミを食って生きているわけじゃありません。

時々、
しっかり水につけ、
腐らないよう、
カビが来ないよう、

実は繊細な植物ですから、
しっかり管理して、



風通しのよいところで、
育ててあげましょう。


(今日は私のバースデイ。)


桔梗。


良く描いた
着物の柄のひとつに
桔梗がある。


むかーし若いころ
着物の柄を描く仕事をしていた。

仕事は楽しく。
つらいなと思うことも少しあったっけ。

11年やって辞めてしまったけれど
わたしの人生においては
それでよし。
ふと、ときどき思い出してみる。

夢想家 623 ky ネズラー通信(C) 山本京嗣 作品

【夢想家623の前説より】



コンビニに飛び込んだ。

かなり
イラついた。

偉そうな医者に
当たってしまった。

・・・保健所に電話・・・


止めておこう。
アイツが、あんな態度なのは、
周囲の看護婦や介護士、
事務方でさえ理解している。

でも注意しない体質。
それは組織の問題で、
世間の問題じゃない。


ただ、
イライラを抑えるため、
金はもったいないけれど、

コンビニで、
赤ラークとライター、
ついでに珈琲、
そして、
20%割引赤丸シールが貼ってある
チョコレートエクレアを買った。

いささか、
取り合わせがヘンだけれど、
僕は
シュークリームや
エクレアに目がない。

甘党で、
へヴィ・スモーカーで、
酒のみだ。

健康的な酩酊探究者なのだ。


バカな自己肯定はよしておこう。

僕は
コンビニの外に出て
屯している
ガラの悪い連中に混じり、

赤ラークを吸い、
珈琲をたまに口に含む。

ああ、
ぼーっとするぜ。


煙を見つめながら、
心が落ち着いていくのを感じる。


さて
一本タバコを吸った僕は、
エクレアを開封した。

巧そうだ。


合計で1,000円もふんだくられた
甲斐がある、ってもんだ。


口に運ぼうとすると、
なんだか、
間の生クリームがかわいくて、

夢想家 623-1 ky ネズラー通信(C)


思わず
躊躇ってしまった。






(こんな出だしはどうだろう?)




【参考資料】


夢想家 623 参考資料 ky ネズラー通信(C)