お久しぶりの投稿です。

 

 


こんにちは^^

 

 

 


ありふれたことを実践中
感染管理者 中村賀憲です。

 

 

 

 

突然ですが、


【人が倒れています】 あなたならどうしますか?

 

 

 

 

子供を小学校へ迎えにいくため
電車に乗った、


帰宅ラッシュはなく、電車内は空いていた。

 

 

電車に乗り込み
すぐに発車すると思いきや
「どうしたのか?」発車しない。


開閉ドア越しに外をみていた学生に聞くと
駅のホームに「人が倒れているみたいです」

 

 

!!

 

 

駆けつけてみると
男性に抱えられた制服の学生がそこにいた。


周りには友達がいて
車掌さんが携帯電話で救急要請をし、指示を仰いでいるようだった。

 

その状況が起きたのは多分数分前だろう、
しかし
その場にいる人以外電車から誰も
ホームに降りて来ている人はいない。

 

 

我にかえり
倒れた学生を見るかぎり、普通ではない・・・と判断

 

 

とっさに
「自分、看護師です」と名乗りをあげた。

 

 

 

そして、「大丈夫、聞こえる!!」と言ってはみるが
反応がない。


呼吸は浅いがしている、脈は・・・
触れない・・・いや自分の手が震えていてはっきりしない。

 


瞳孔は・・・上転している。

          「まずい・・・」

 


そう、看護師として
現場から7年も離れて
看護師をして病院以外で救命なるものに
立ち会う機会もない。

 

 

そのため、名乗りをあげたものの何ができるのか、

 

「冷静になれ自分」
と言い聞かせ

 

 

脈がない・・・「AEDを持ってきてください」、

その間も声をかけ続けた。

 


車掌さんが救急管制塔の電話を中村へ
変わるようにいう
電話をかわる、分かる範囲で情報を伝える。

 

 

そうしていると、開眼した、


しかし、視線が合わない。

 

頷く感じも薄い。

 

 

そうしていると、もう一人看護師と名乗りをあげた方が
来た。


救急管制塔から「回復体位」で待っていてくださいと
指示をうける。

 

もうひとりの看護師と他へ移動をしようとするが
でもここは、電車のホーム・・・


とにかく広い場所へ移動し、横にさせていると
救急隊が到着、すぐさま状況を把握し
担架に乗せて救急車へと搬送された。

ひとまずは、どこかの病院へは行けただろう。

 


ここで、今になり振り返りだ。

 

 

自分のとった行動は「どうだったのか」

 

人が倒れている、予期せぬ事態になったときに
人は「何が」できるのか。

 

 

①自分には必ず役割があるのだということを自覚する。

 

②何ができるのではなく、できることを行う。
 例)声をかけ続ける
   救急要請をする
   場所確保(安静が保持できる)
   プライバシーの確保(バリケードをつくる)

 

③声をあげる勇気(手をあげる)

 

 


中村は「看護師」というタグがあるから
手あげをしたが

医者、医療関係者はもちろんだが

 


そうでなくても

 

「救命処置の訓練を受けています。」


「何かできることはないですか」

 

この行動を起こせるかどうかだ。

医療者でなくてもできることは必ずある。

 

 

野次馬になるかも・・・と心配するより
前にでて行動する。

 


もしくは倒れている方の周りを
バリケードをつくるように(見えないように)囲む
これだけでも違う。

 

 

 

 

ここ最近、いろんなことが起きていたが
看護師を20年しているが、このようなケースに
自分が遭遇し対応することはなかった。
本当にはじめてだ。

 

 

 

そこで中村のフレーズ!


「知覚動行」である。

「ともかくうごこう」

 

 

 

皆さんにも、いつこのようなことが
起こるかわかりません。
しかし、皆さんそれぞれの背景が違うにしろ
できることは必ずあるはずです。

 

 

 

【人が倒れています】 あなたならどうしますか?

「倒れている人がいる」

 → 自分には何かできる!

 です。

 

 

 

 

 

それではInfluenzaも気になる季節になりましたが
まずは、無理をなさらないように。

 

 


皆さんへ
「伝える」をさせていただけることに

 

 

 

感謝

 

 

 

 

infection control nurse 
    感染管理者☆中村賀憲

 

 

 

 

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