幼児虐待死で母親に懲役7年 「子供の苦痛あまりに大きい」
2012.5.24 19:21
 千葉県柏市で栄養失調状態だった幼い子供2人に治療を受けさせずに放置し、昨年5月に当時2歳10カ月だった長男を餓死させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親の無職、小坂里美被告(28)の裁判員裁判の判決公判が24日、千葉地裁で開かれ、後藤真理子裁判長は懲役7年(求刑懲役10年)を言い渡した。
 後藤裁判長は判決で、子供らがわずかな食事しか与えられず、長男の蒼志ちゃんは紙やプラスチックなどを口にし腸閉塞(へいそく)になっていた状況などを挙げ、「両親しか頼れない2人が長期間耐え忍んだ心細さ、身体的苦痛はあまりに大きく結果は重大」とした。
 判決によると、里美被告は夫の雄造被告(39)=同罪などで起訴=と共謀し、蒼志ちゃんと次女(6)に十分な食事を与えず、虐待の発覚を恐れて医師の診察をなどを受けさせずに放置。蒼志ちゃんを昨年5月26日に餓死させ、次女を栄養失調で約1カ月入院させた。〈産経ニュース抜粋〉



朝、出勤途中のニュースで報道されていました。
子供の内臓からは消化されていない紙おむつやら段ボールやら毛髪などが発見されているそうです。
笠井アナが涙目になりながらこの報道をしているのを見て、こちらも目頭が熱くなってしまいました。
本人が悪い事は当たり前なんですが、親族・近隣住人・行政など誰かなんとか出来なかったのか本当に悔やまれます。
彼女の罪は重いですが、彼女を追い込んでしまった年の離れた夫の裁判が気になります。
個人的には彼にはもっと重い罪を背負って頂きたい。



亡くなったお子さん。
今は天国でいっぱい美味しいものを食べられてるといいね。
ご冥福をお祈りいたします。