次世代弁護士の独り言~年収2000万円よりロマンを選んだ弁護士の軌跡~
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事業計画(資本政策)

資本政策はとても重要なポイントだ。


いくら社長というポストに着いていても、持ち株比率が低いようであればその地位は危うい。


クレイフィッシュの松島社長のように、最年少上場は実現したものの、2001年に親会社との確執により解任されたが良い例だ。


私の新会社は共同経営者と6割4割の持ち株比率にすることを決めた。


その他の出資者は当面入れない予定だ。争いの元になるからだ。


VCやエンジェルから出資を受けるのは、聞こえは良いが慎重に考えるべきだろう。


もう1人の共同経営者は大学時代のゼミの後輩であり、かつ現在弁護士をしている人物だ。


10年来のつきあいということもあり、気心も知れ、信頼している。見かけはジャニーズ系でありながら、理論的で優秀な男だ。


上場後に二人合わせて持ち株比率を50%以上はもてる資本政策としたい。


ブログ系IT企業社長と再会!

昨日、またブログ系IT企業の社長と執行役員の方と会談した。


監査役としての心構えや私のバックグラウンドなどいろいろ聞かれたので、丁寧かつ熱意をこめて説明させて頂いた。


果たして伝わっただろうか?


私は良いクライアントとの化学変化をとても楽しみにしている。情熱、使命感、夢・ロマン、など持ち合わせた同世代の人たちとかかわりあうことで、自分も刺激を受けることができる。


少なくとも昨日あった社長や執行役員の方、先日あった役員の方達には、事業拡大に向けての意欲がひしひしと感じられて大きな刺激を受けた。


我々にも次世代型法律事務所の更なる成長と、弁護士初のIPO企業という、2本の目標がある。


2つは事業シナジーが必ず見込める。


いわば弁護士事務所をもグループ企業に含める構想になる。


これもまた日本初の試みではないだろうか?(もちろんグループ経営にずっぽり浸かるのではなく弁護士としての職務倫理は保持することを付言しておきたい)



ブロードバンド人口3000万人超!

インプレス社発行の「インターネット白書2005」による報告によれば、ブロードバンド人口が3000万人を超えたらしい。


年間で1000万人位増えているらしく、国民の4人に1人の計算だ。


書籍価格を見たら7000円ちょっとしたが、勉強になりそうなのでアマゾンで購入予約しておいた。


ブロードバンドが携帯電話と同じくらいの普及する時代ももうすぐに迫っている。


ブロードバンドによる大容量通信の普及を受けて、インターネットのコンテンツ業界の市場規模はさらに高まりを見せるのは必至だ。


インターネット利用も年を追って年配層にも浸透し、10年・20年後にはまさに老若男女が利用者となる。


このような無限の可能性を秘めた市場を既存のIT企業だけに渡すわけにはいかない。そう思わずにはいられない。

監査役!

株式会社を設立する場合には、取締役3名はもちろんのこと、監査役1人が必要だ。


私の会社の監査役は、新日本監査法人で公認会計士している友人に引き受けてもらうことができた。


その友人は大学時代の体育会サッカー部の同期である。


私が弁護士になってまもなくのころ、霞ヶ関の日比谷公園でランチをしていた時に再会した。


資本金1億円以下の会社(いわゆる小会社)は、監査業務が会計監査のみに限定されているので、取締役と連帯して経営責任を負担するような事態は少ない。


そんな事情もあり、友達のよしみで、無報酬で引き受けて頂くことができた。


友人の心意気に感謝すると共に、かならず恩返ししたいと思っている。

事業計画!(経営陣)

ベンチャーキャピタリストは、事業計画書の経営陣の顔ぶれをかなり重要視する。


事業ミッションや事業ビジョンなどの次にランクされるほど重要であると言われる。


我々の新規事業の経営陣は、弁護士2人から始まる。


社内にはシステム開発チーム(責任者含む約5名)がいて、外部には監査役・顧問税理士を含む財務チームもいる。


あとは、営業責任者と宣伝広報責任者が必要だ。


特に営業責任者。営業は収益の源泉であるから、良い人材の確保が不可欠となる。


信頼できる経営陣をそろえるためにも、ここ最近、どこか良い人材はいないかとヘッドハンター気分で毎日を過ごしている。

マーケティング戦略(パブリシティ)

ビジネスをはじめる者にとって、新聞、テレビ、雑誌、ラジオ、ITという5媒体に対するパブリシティ戦略は有益なことが多い。


とりわけ私が考えているビジネスモデルは、世間に対する認知度がものをいうモデルであるためいろいろと考えをめぐらすことが多い。


世間に対する認知度を「ブランディングを構築しながら」高めていく、これが重要な視点であろう。


とりあえず私は、日経、朝日、読売などの全国紙に記事掲載されることで認知度を高めたい、と考えている。


それに値する事業コンセプトだと自負している。


そして、事業コンセプトのニュース性、企業の信頼性、マスコミ人脈、この3点を活かして今年中に全国紙に登場したい。


私が今年1月までいたメガローファームで働いていた頃は、自分が担当するM&A案件などがよく新聞一面を飾ったものだった。


しかし、あの時はあくまでコンサルタント的立場に過ぎなかった。今回実現すれば、その時の思うところもまた違うだろう。




事業計画書!

今年の夏からスタートする事業の事業計画書が完成した!


5ヵ年計画なので、5年後まで事業目標・事業戦略を書いたが、なかなか壮大な戦略となった。


この内容はこれから折にふれて紹介していきたいが、5年後には海外展開しているというものだ。


たしかに、友人のアメリカ弁護士やイギリス弁護士に聞いてみたところ、我々のビジネスモデルは、韓国を除いて、アメリカ、ヨーロッパにもないようだ。まさに世界的に画期的なモデルなのだ。


弁護士とITという保守と革新という異質なものが融合する時、そこには新しいビジネスが生まれる。これは全世界にも共通する。どこの国でも弁護士は少し遠い存在らしい。


何はともあれ、今からとても楽しみだ。


「弁護士初のベンチャー経営者」として、「弁護士初のIPO企業」の創造に向けて、辛いけれども充実感あふれる毎日が始まる。

新たなスタート!

実は弁護士業とは別に、あるビジネスを立ち上げるために、会社設立手続を進めている。司法書士が書式一式もって午後一番でやってくる。事業計画も着々と完成に近づいている。


ビジネススキームは、確認株式会社と有限責任中間法人のダブルコーポレーション・スキームである。


私の進めているビジネスを適法に実施するうえで、このようなスキームが必要となった。


前の事務所ではストラクチャード・ファイナンスという複雑な枠組みでファイナンスする案件のアドバイザーを良く手がけたが、その経験がとても活きた。


年収2000万円を捨てて、ロマンを選んだ男の新しい人生がもうすぐ始まろうとしている。

Gyaoのリアルビジネス!

「Gyaoの「リアルビジネス」はオススメ!」


先日、Gyaoの将来性について少し語ったが、私もブラウザの「お気に入り」に入れてるもののじっくり見たことがなかったので、昨晩番組プログラムに目を通してみた。


その中で、「ビジネス」の「リアルビジネス」は面白かった!


USEN社長の宇野康秀氏と著名経営者が対談すると言う番組だ。


第一回目のゲストは、ライブドアVSフジテレビ騒動で一躍名を馳せた(その前からも著名ですが)M&Aコンサルティングの村上世彰氏だった。


歯に衣着せぬ物言いで、「企業が上場することの意味」を熱く語っていた。調達した資金で企業価値を高められない企業は上場するな、と至極もっともな発言をされていた。


もうひとつ、「自分は新しいことをやる挑戦者だが、国家や経済界が自分をバッシングするようなことがあれば、海外に活躍の場を移す!」と宣言していたことは印象的だった。


法律と言うルールの中で戦っていながら、色々な圧力を感じることが多いのだろう。法治国家としての日本は彼のような人物も許容できるような国家でなければ、自由闊達な社会・経済発展は望めないだろう。


第二回目のゲストは、アメバブログの運営会社でもあるサイバーエージェントの藤田晋社長であるが、少し眠そうであった。ネクタイも向かって左にずれている。


ビジュアル面ばかりコメントして申し訳ないが、やはりご多忙なのだろうか。


色々述べたが、「リアルビジネス」はビジネス界の「徹子の部屋」として、これからの定期的に続けて欲しい。


USEN宇野社長と隣り合わせ!

先程、恵比寿のあるバーで、USENの宇野社長とたまたま席が隣り合わせになった。


私の友人(元USEN)によれば、政治家やマッキンゼーの幹部など錚々たるメンバーが周りを囲んでいると言う。紹介してくれるとのことであったが、あまりに議論が活発だったので、またの機会ということになった。


彼らは無料ブロードバンド放送「GyaO」の話で持ちきりであった。意気揚々と語り合っていた。


USENが提供するGyaOは、視聴料無料のインターネット放送として今注目を集めている。USENはギャガ買収、エイベックス出資、日活買収など、放送コンテンツの獲得に躍起である。


しかし、今後、テレビ局が本気でインターネット放送に参入したらどのような展開になるのだろうか。これら既存のメディアとも提携するのだろうか。


勝手な憶測ではあるが、今夜の彼らの胸のうちはもしかしたら戦々恐々たるものだったかもしれない。