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安倍晋三首相が6日に広島市で行った平和記念式典のあいさつが、昨年の文章と酷似しているとの見方が広まり波紋を呼んでいる。

インターネットの掲示板などで「使い回し」との指摘が出ていることに加え、被爆者団体も批判を始めた。

 今年の首相あいさつの冒頭部分は、昨年「68年前」としていた部分が「69年前」に改まった以外は全く同じ。中盤で原爆症の認定基準見直しへの取り組みなどを新たに盛り込んだものの、結びの文言も昨年のままだ。

 加藤勝信官房副長官は8日の記者会見で「犠牲者を悼み、平和に力を尽くす決意を述べたもので、その姿勢は昨年も今年も全く変わりはない」と擁護。

「この1年間の(政策の)進捗(しんちょく)を盛り込んでおり、同じものではない」と反論した。
 だが、広島県原爆被害者団体協議会(金子一士理事長)の大越和郎事務局長は取材に対し、「被爆者や国民を冒涜(ぼうとく)している」と批判した。


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