どうもー! コウジロウです

 

 

 

 

 

リフォーム工事は大きく分けると以下の2つになると思います(あくまで私の主観ですけどね)。

 

 

 

① 総合リフォーム

<お家全般の相談に対応>

 

 

 

 

② 専門リフォーム

<水廻り交換・外壁塗装など部分的に対応>

 

 

 

 

今回の投稿では、①について解説していきたいと思います。

 

 

 

 

②を見る場合はこちらをどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

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◆総合リフォームとは◆

 

 

 

ひと言でいえば、建物全般の相談に応じることです。

 

 

 

色々と希望があったり、複数個所のリフォーム、雨漏れの相談なら総合リフォームをやっている業者が適していると思います。

 

 

 

 

ぼんやりした希望を具体的な形にするには、知識・ノウハウを基にした提案力、プラン立案力が必要なんですよね。

 

 

 

 

あと、予算がどのくらいかかるかを計算するには、建物診断・調査は欠かせません。その時に必要なのが建築物への総合的な理解。それによって、どこまでを工事範囲とするかが決まり、予算にも影響する話しになるんです。

 

 

 

 

実際、工事内容は大工・電気・内装・塗装といったように、分野の違う各職人が入るのが総合リフォームの特長です。

 

 

 

 

各職人の予定を押さえ工事日程を組んで、事前に商品・材料の手配をしたり、お客様に準備を促すなど、複雑な工事への対応を求められます。

 

 

 

 

 

◆お問合せのポイント◆

 

 

 

さて、そんな総合リフォームをやっている業者へのお問合せの時のポイントをお伝えします。ホームページや紹介など、その業者を知るきっかけは色々あると思いますが、その詳細はここでは省略します。

 

 

 

 

 

 

 

どこまで相談に乗れるかは業者によってだいぶ違います。見積を依頼する時(問合せの段階)では、要件をきちんと伝えて、それに応えられるかを確認することが重要です。

 

 

 

 

そのために、希望するリフォーム箇所を伝えた上で、単刀直入に聞いてみればいいと思います。

 

 

 

●もしこだわりが無く、予算を抑えたいなら

『色や仕上りには一切こだわらないので、金額をとにかく抑えたいのですが相談できますか?』

 

 

 

●色合いが気になるなら

『色合いの相談に乗ってもらいたいのですが、そういうリフォームをやってますか?』

 

 

 

●不便、不具合を改善したいなら

『とにかく使いずらい、色々なご提案を含め相談に乗って頂けますか?』

 

 

 

 

業者は何とか受注したいわけですから、『まずは現地を見ないとわからないので1度訪問を』と言ってくると思います。ただ、家に来てもらう前に、自分の抱えている問題を解決できる業者か見極めることが必要です。

 

 

 

 

その為に、上記のように聞いてから、さらに具体的に聞くことが大切です。

 

 

 

 

例えば、窓や玄関などで、結露に困っているなら、『結露がひどいんですが、そういうものの対応は得意ですか?』と聞いてみます。

 

 

 

 

①得意な業者の返答例

 

『結露はお部屋の中に水分が多いと発生します。断熱・換気・内装材などの対策で、改善のお手伝いが出来ると思います』

 

『珪藻土や調湿タイルなど、自然素材を取り入れると室内環境は変わりますよ』

 

 

 

②得意じゃない業者の返答例

 

『結露はどこの家でもなりますよ。とにかく見に行きます

 

『メーカーに確認してご提案しますので、ご安心ください』

 

 

 

 

これを聞いて、経験・ノウハウを持った人にアドバイスをもらいたいという場合は、①のタイプの業者に相談したらいいでしょう。結露の発生原因を知っていて、実際に実績もあるから出てくる言葉です。

 

 

 

 

逆に、それほどこだわってはいないなら②のタイプの業者もありでしょう。このタイプは、言われたことだけをやる業者のスタンスです。メーカーに提案させるのは、自分に経験・ノウハウが無いと言っているようなもの。

 

 

 

 

このように具体的に聞くことによって、自分と業者のミスマッチを少しでも減らすのです。

 

 

 

 

人と人のやり取りなので、実際に来てもらったらやっぱり違った・・・なんてこともあるかも知れませんが、それは世の常、人の常、・・・。そんな時は、また別の業者を探しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で、今の時代、色々な営業研修やマーケティングの考えを取り入れて、業者側もお客様を選んでいるという側面をご理解下さい。全てではないと思いますが。

 

 

 

 

例えば、

 

『デザインと素材にこだわって、なおかつ使い勝手よく、予算はとにかく格安で!』

 

 

 

 

という相談をしたら、まともな業者なら(そんな都合のいい話しないよ・・・)と内心思いつつ、『大変申し訳ございませんが、只今半年先までご予約がいっぱいですので・・・』と体のよい断り文句を使う場合もあります。

 

 

 

 

 

 

なので、業者も問題解決を真剣に考えている人か、単に価格だけの比較をしたい人かをよく見るようになりつつあります。業者もお客様になる人か、見極めているということです。

 

 

 

 

ここで大事なのは、業者と信頼関係を築くことです。その為には、お問合せ時にかけ引きなどせず、具体的に聞くことが重要です。それに対する返答を聞いて、業者選びをしていくことをお勧めします。

 

 

 

 

可能なら自宅から半径15㎞圏内ぐらいの業者を探せると、その後のアフター対応を含め安心です。今の時代、ホームページはほぼありますので、業者を検索して探すことも可能でしょう。

 

 

 

 

 

何社かに依頼して見積りを出してもらう、いわゆる相見積りは必要なケースもありますが、金額を下げるための比較ならやめておいた方がいいでしょう。優良な業者ほど、その比較には入ってきません。

 

 

 

 

大切なのは『抱えている問題を解決してくれる業者を選ぶこと』。なので、困っていること、不便を感じていることを伝えればいいのです。それを聞いて、どんな提案をしてくれる業者なのか、そこが業者選びのポイントです。

 

 

 

 

 

今回は建物全般の相談に応じる総合リフォームについて解説してみました。業者選びの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

専門リフォームの記事についてはこちら

 

 

 

 

 

 

 

ではまた!