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心に住み着いた恋という名の闇




目をつむり
たどり着ける場所の
安息の暗闇
いつから
この
漆黒の闇が
僕の心に住み着いたのだろう
恋という名の
光さえ
何処にも見つける事が出来ない。

目を開けようとも
変わらない
僕の世界
時々
誰かが
僕の心を叩くけど
僕は
いつしか
その音さえ
聞こえなくなった
それは
気まぐれなあの人に
振り回されてから
僕は
暗闇の中に
安息を見つける
暗闇という名の
鉄壁の心





雫は風で予想出来ない軌道を造る




窓に当たる
雨を
いつまでも眺めていた
台風が
近づく明け方のガラスを
意味など無い
その軌跡に
あなたへの想いを重ね
いつまでも
眺めていた


雫は
風で予想出来ない軌道を造り
雫はただ
重力と
風に
身を任せている
あなたのようだ
僕は思った


雫は風が来ようと
ただ
落下する
僕の気持ちなど考えない
あなたのように


僕はいつまでも落下する
あなたを
いつまでも
追いかけて
何度も何度も
すくい上げる

あなたは雫ではないから




僕は
僕の出来る
愛する事や
優しさで包む事で
あなたをすくい上げたい

僕にとっては
あたりまえの事で
あなたにとっても
あたりまえの事に
してもらいたいから

あなたは雫
何処までも
落下する
でも
僕の部屋のガラスに当たったのだから
諦めて
僕にすくい上げられてもらいたい

まずは
それが
僕らの第一歩




綴喜

猫と恋とあなたとわたし





猫を見つけた
思わず追いかけた
あなたに似た
気まぐれな猫
優しく撫でたら
まとわりついて
すぐに
何処かに行ってしまった
あなたに似た
気まぐれな猫
なにもしなくても
わたしの元に
帰ってくるけど
わたしを想って
帰っては来ない
ただ
優しさに触れたくなった時に
気まぐれなあなたは
帰ってくる
でも
あなたの
車の音や
階段を登る足音
鍵に付いている小さな鈴の音
すべてが
わたしに刻まれている
幸せの音
そして
あなたの
「ただいま」の声は
わたしを打ちのめす



惚れた弱みだ


本当は気まぐれな猫は
嫌いなのに・・・



綴喜