前回まで、エアコン28度設定は良くないと書いてきました。

28度では、汗をかき続けないと脳内の温度が上がってしまします。

熱帯夜となった夜に28度設定は、一晩中汗をかかないといけないことになります。

汗をかき続けると言うことは、水分の補給が重要なのですが、

寝てしまうと水分の補給が出来ません。

これでは目覚めて時点で、脱水症状となり安眠どころではありません。

とくに「視床下部」といわれる自律神経の総本部のようなところが

機能低下します。

そこで、自律神経が問題で何か症状を持っている人は

すべての症状が悪化します。

対処法としては、色々あります。

患者さんには、生理学的な対処法を指導しています。

では、室温はいったい何度がよいのか??

何度だと思いますか?

汗をそんなにかかずに皮膚表面から放熱して、脳内の温度を下げれるのは

だいたい、24度くらいだといわれています。

冷え性の方からすれば、寒いと言うでしょう。

基礎代謝のエネルギー量は、皆違うので一概に何度が良いかともいえませんが、

それはあなたが「冷え性」という自律神経の立派な病気だからです。

それが一般であると思ってはいけません。

それはそれで治療が必要です。

寒ければ、何かを着ればよろしい。

暑すぎると素っ裸でも暑いでしょう?

それでは、もう脱ぐものがありません。

脳の温度を保つために、温度調節して

寒いときは、寝具や寝間着で調整して寝ましょうね。