こんばんは。

今日、再度診察を受けてきました。残念ながら、心臓は動いていないことが確認されました。いろいろな角度から試してみたり、少し揺らして確認したりしても、動きは全く感じられませんでした。

その後、医師と話をし、今後の流れが決まりました。

右差しまず、前処置としてラミナリアを使用して子宮口を開き、その後手術を行います。

右差し手術は静脈麻酔で行われ、時間としては15分ほどで吸引法を使います。

右差し手術後、そのまま帰宅予定です。

右差しその後は一週間の自宅療養を経て、職場にも戻る予定です。

胎児の染色体検査については、今回は行わないことにしました。その代わり、もし不育症など他の原因がある場合は、それについて調べる費用として使いたいという希望を伝えました。落ち着いたら、改めて調べていくことに決まりました。

今日のエコー写真もいただきました。これまでで一番はっきりとした姿が映っていて、最後に夫にも見せることができて良かったです。その後、前処置が始まりました。

えーん人生初のラミナリア。事前に痛いと聞いていましたが、実際にやってみると本当に痛かったです。内診台に乗り、足を固定するベルトを締められてから膣を広げられました。「もう逃げられない」と感じました。そして、絶対にいつもよりクスコが大きく広げられてて少し痛い。

「まず、子宮頸管の向きを確認するね。少しチクッとするよ。」→痛くない。
「では、始めますよ。1本ずつゆっくり入れていくから、ちょっと痛いかもしれないよ。」→いよいよだ…。
(確かこんな説明だったと思いますが、うろ覚えです。子宮頸管の向きって、日母型ヘガールていうのらしいです。)

ラミナリアが入る度に「入れますね、入りましたよ」と言われましたが、入っていく感じがまったくなくて、「本当に入ってるの?」って余裕をかましていたのですが…、3本目から違和感、4本目からツーンとした痛みが出てきて、5本目には「痛いっっ!」と叫んでしまいました。

震えるほどの痛みに耐えて、6本が入ったところで前処置が終わりました。(子宮頸管って、普段からラミナリアが3本くらい入る余裕があるの?)

私にとっては、卵管造影に次ぐ痛さで、持続的な激しい生理痛のような痛みが続き、辛かったです。あまりの痛さに震えながら、夫のもとに戻り、抗生剤と痛み止めを処方されました。

ラミナリアを入れてから約2時間が経過しました。この日は手術が立て込んでおり、すでに13時近くになっていました。付き添いの夫はコンビニ弁当を食べながら待っていてくれました。

いよいよ手術室に移動し、台に横たわりました。夫は待合で待機しています。点滴から薬が入ってきて、すぐに腕の血管に沿って激痛が走り、喉の奥からシュワーっと空気が出るようなスースーした感覚が広がりました。これは術中に唾液を飲み込まないようにする処置だそうです。担当の先生をはじめ、4~5人の医療スタッフが慌ただしく動いていました。

そして、麻酔の注入が始まりました。すぐに頭がぼや~っとしてきましたが、声だけはまだ聴こえていました。そのうち幻覚のようなものを見始め、さらに深い眠りに落ちました。手術が無事終了したそうです。

夫によると、ストレッチャーに乗った私は熟睡しているように見えたそうですが、「揺れますよ~」という声に「いてっ」と答えていたとのこと。実際は、みんなが寝ている間に、私はムニャムニャと夫とずっと話していたようです。すごく眠いのに寝れず、少し寝てはまた話してしまう。口が重く、ろれつも回らなかったそうです。

こうして無事に手術が終わりました。

手術前は気持ちもナーバスになって、メソメソしていたけれど、終わった後は意外にも前向きな気持ちになり、悲しいけれども、もう自分の中で割り切れる気がしました。

そして、だんだん目が覚めていくと、その時には「今夜は何を食べよう?」とばかり考えていました。食事制限は特にないとのことで、寿司屋に行き、生魚を食べまくりました。

流産。本当に悲しいけれど、今は少し落ち着いてきています。奇跡を信じてみましたが、現実は変わりませんでした。泣いて、調べて、現実を受け入れることができるようになってきました。でも、私のところに来てくれたこと、成長を見せてくれたこと、たくさんの喜びをもたらしてくれたことに心から感謝しています。これで私の妊婦生活は終わりです。

さよなら、そしてありがとう。