ネットビジネスジャーナリズム　
-２日目-

■ネットビジネスジャーナリズムとは！
アングラ市場からひとつの市場になりつつあるネットビジネス業界の
動向をリサーチして独自に分析とそこから自身の主張を綴ったを記事です。
ネットビジネスはひとつの業界へと成長し、固まりつつあります。
身をもって実感したのは、2013年の七星明さんの6000人セミナーに参加をしたとき！
大豪雨の中、本当に約3000人の人が参加をしくれました。
これは何を意味するのでしょうか？
既に"市場"としての地位を確立しているということではないでしょか？
以前にも「ネットビジネス大百科」と言われる王道教材が10000本売れたことや
昨今のネオヒルズ族ブームに加え、ネット起業家のテレビ出演による影響力が増したのが2013年。
多くの企業がアフィリエイト市場に参入することも十分に予想できます。
ネットビジネスは変化しつつあります。
「パソコン一台で儲ける♪」なんて昔の話なのかもしれません。

さて、本日の記事です。

先日、最前線で活躍する眩しい
ネット起業家についての特徴を簡単にお伝えしました。

お叱りを受ける覚悟で！

本日からは、業界における彼らの立ち位置について
見ていきたいと思います。

恐らく、現在のネット業界で最も影響力があるのが、
与沢翼さんです。

そして、多くのネット起業家が与沢翼さんの動きをみて、
戦略やポジションを微妙に変えているようにも見えます。

表面上は、皆が皆、同じように
プロモーションを仕掛けているようにも思えます。

しかし、その中身に踏み込むと実態は
異なってきます。

皆が皆同じ考え方で同じ戦略を取っているわけではありません。

というより、ポジションによって全く異なっています。

それを伝えるために、
お得意のマトリックスを作成してみました。

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■マトリックスの見方

-横軸-

横軸は、彼らがターゲットしている層です。
※あえて、今回はターゲットという言葉を使わせて頂きました。

具体的に「誰」「どんな人」という問いではなく、

対象としている市場を広く設定しているか、狭く設定してるかです。

左に行けば行くほどターゲット層は広くなり、
万人に向けた、コンテンツ＆コピーを作ります。

すると、マス・マーケティング戦略を仕掛けます。
マーケットインよりプロダクトアウトを意識します。

右に行けば行くほど、ターゲット層は狭くしようとして、
あえて絞り込みます。

マーケットインを意識して、万人よりは
寧ろ、特定の人に向けて情報を発信する傾向が高まります。

-縦軸-

動く団体の「規模」ですね。

ネットビジネスと聞くと、
自宅でパソコン一台で行っているイメージがあるかもしれません。

しかし、トップクラスの人は、プロジェクトを立てて、
企画を練って、分業をして、チーム単位で動く傾向があります。

アフィリエイト・オークションでで実績を出した人を使って

そこから更に彼らをサポートするバックオフィスの人を集めます。

コピーライティングが得意な人からデザインスキルが高い人、SEOに強い人まで
個々の能力に分けて専門チームを作って活動をします。

塾やセミナー系のビジネスを手掛けるにあたっては、
一人の力ではどうしても限界があるので、スタッフを雇ったりと
やはりチーム単位で動くことになるかと思います。

その際は、定期的に集まったり、会議をしたり、進捗を進めます。

企業ほど大げさではありませんが、
彼らの考え方は完全に組織の論理によっています。

一方で、ネットビジネスの本来の醍醐味である、
「自由」「いつでもどこでも仕事が出来る」ということを好んで、
一人で活動をするネット起業家も多数います。

いわゆる、「パソコン一台で自宅から一歩も出ず」の世界です。

こうして縦軸、横軸で整理をして見ると、
大きく分けて４つのエリアがあることが解りました。

全員が異なったスタイルを取っているので、
分析(？)をしていて面白かったです。

①大企業エリア

ネットビジネス業界を作っている最も影響力が高い人達です。
現在の主流を走っています。

ネットビジネスを社会に普及させて
業界の地位を強固のモノにしようとするのが
彼らの基本的な考え方です。

新しい企画やオファーはドンドンと流して集客をしている為
たくさん儲けています。

プロモーション活動を定期的に行わなければならない為
お金も使います。だから、使ったお金は確実に回収しようとします。

今の時代は昔よりネットビジネスがやりやすくなりました。
彼らがインフラを作ってくれたからです。
ここは絶対に感謝をするところですね。

しかし、優良級の動画を無料でバンバンと流す為、
それまで売れていた情報商材の価値は暴落しましたね。

②独立企業エリア

ターゲット層は、大企業エリアと同じですが、
組織単位というよりどちらかというと一人で動く傾向があります。

ネットビジネス本来の一人で企画・集客・販売ができる
強みを最大限生かしているのがこのエリアに属する人たちです。

リストもたくさん保有しているし、個人でアフィリエイトから情報販売、
スクール運営もこなします。

オファーごとの売上規模は大企業エリアの人たちと比べると少なめですが、
利益を一人占め出来る為、最も儲かっているのが、このエリアの特徴です。

能力の高さとフットワークの高さの両方を兼ねそろえているため、
大企業エリアの人たちから声がかかることもしばしば。

③パイオニアエリア

ネットビジネス業界に新しい風を流そうとしている
人達はこのエリアに属します。

外から新しいモノを業界に持ち込み、業界を盛り上げます。
イノベーターを称される人たちの多くは、このエリアに属します。

彼らの作るコンテンツの多くは、ネット業界の常識からでは
作れないものが大半です。徹底とした差別化を図ります。

本業で会社経営を行っていて、
ネット市場に参入する人もこの市場に属すると思います。
（アフィリエイト系の人は少ないですね、そういう意味では。）

ネットとリアルをつないでいる存在とも言えます。

④完全個人商店エリア

大企業エリアと対極にあるのがこのエリアです。

「自宅から一歩も出ずにパソコン１台で○○万円」
といった、元祖アフィリエイト・ネットビジネスをモットーとします。

商業的というよりは、本当に個人対個人の関係を重視して
ビジネスを行っているのがこのエリアの特徴です。

顧客と直に対話が出来る条件がそろっている為、
ダイレクトレスポンスマーケティングを最も得意とします。

塾運営やスクール運営とビジネスをダイナミックに展開するよりは、
しっかりと顧客に向き合うことをモットーとします。

必要以上に目立つことを避けて、
ホームページにも顔やプライベートを公表しない人もいます。

と、
小規模で行っているイメージがありますが、

顧客との関係性をシッカリと維持して
事業を存続させられる力があるといえます。

ネットビジネス界で優めない方々を陰でプロデュースしている
業界の超大物もこのエリアに属しています。

－－－－－－－－

以上が、業界分析マトリックでした。

４人の起業家に良し悪しはないと思っています。

ポジションが異なれば、必然的に戦略も異なります。

多くの有名ネット起業家はこの４つのエリアを回っています。

例えるなら、④のエリアで頭角を現し、
①か②の人に引っ張られて、ジョイントを組む人もいます。
気付けば②、③のエリアで活躍中♪なんてのも。

もともとは①、④で活動をしていたけど、
面白いアイディアがあって、それを実現したくなり、
③の戦略を取る人もいます。

ある塾に参加をしたことがキッカケで①になったけど、
もっと稼ぎたいと思い②に移動する人もいます。

ここら辺は、人それぞれなのかもしれません。

本当に実力次第では、なんでもできる業界ですね。

因みに、いきなりドラッカーは現在④にいます。
今は読者やお客さんとの関係性を強固にしたいです。

やがての目標は③に移ることですね。

①,②については、今のところあまり考えていませんね。

なんてことを離しながら、
知人にこの記事を見せたら爆笑させれて
『ノーコメント』という苦笑を頂きましたね。(笑)

次回あたりに彼らの戦略についてお伝えしたいと思います。
お楽しみに♪

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