ハルのサクセスロード

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[吾が間をして必ずこれを索してこれを知らしむ]

※現代訳
 攻撃したいと考えている敵軍、攻撃したいと考えている城、
殺したいと考えている人物について、あらかじめそこを守る将軍、側近、
取り次ぐ者、門番、雑役につく役人の姓名を知り、それらの人物についての情報を、
間諜に集めさせなくてはならない。
 また、こちらの情報を探りにやってきた敵の間諜は必ず見つけ出し、
その間諜に利益を与えて、誘い込んでこちらに服従させるようにする。
こうして、反間として使うようにする。

「相手の諜報活動から身を守るには?」

(孫の兵法より引用)

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2014年2月17日(月)


『女性問題をネタに恫喝される「ハニートラップ」』
 

自分たちが敵の情報を欲しがっているように、
敵もこちらの情報を欲しがっているということ。
敵の諜報活動にも気をつけないといけない。

スパイ天国と揶揄される日本は、島国で、長い間平和が続いていたためか、
「敵」の諜報行為に対して、まったくガードが甘いのです。

その一例が、2004年に起こった事件です。

中国・上海の日本領事館に勤務する電信官(外務省本省との暗号電信、機密情報を扱い、暗号解読システムにも精通している)が自殺したのです。

単身赴任していたこの電信官は、
同僚と息抜きに上海市内にあるクラブに遊びに行きますが、
そこで知り合ったホステスと親密になります。

このクラブが中国公安局に摘発された後、
中国情報機関の工作員が、ホステスを介して電信官に接触し、
「女性問題」をネタに恫喝され、情報提供を求めてきたのです。

強請られた電信官は一人、思い悩んだ末、首吊り自殺を遂げてしまいます。

このような手口に引っかかるのは、およそ日本人だけ。
なぜなら、諸外国はこのようなスパイ行為に対抗するため、
防諜システムを確立させていますが、日本には存在しないのです。

ハニートラップに引っ掛かった電信官は、付け入られる隙があったのは事実でしょう。
しかし、中国側の恫喝に負けて国家機密を渡すようなことをせず、
命と引き換えに中国の暴挙を暴いたのです。

外務省は、その電信官の行為すら無にしようとした。
外務省の無責任体質と防諜システムの不備のせいで、
電信官は命を落とし、危うく国家の重大損失を招くところでした。

今はもう私達の周りには「ハニートラップ」はなかなかないでしょうが、
安心は出来ません。
日本では未だに盗聴器などの被害があるようなので、
防犯なのにも気をつけていきたいところですね。

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