「ここが最後の城。告げられし天世界の門。ここに終わる…」
“死の教主”カーロッタ・マウセンの視線の先には、因縁の地・ローグタウンがあった。
“アイルマンカー結界”は消滅し、リベレーターの計画は失われた。
カーロッタは“女神再臨”を目指し、この地への侵攻を開始する。
彼女を迎え撃つ、オーフェン・フィンランディは魔術学校の校長室で今後の対処を練っていた。

残す選択は決戦のみ。
多数の負傷者を出し、半壊した戦術騎士団で戦う他ない。
そして、もう一つの可能性に未来を託す。つまりは“鋏”―魔剣オーロラサークルを送った、はぐれ者に。
二十年以上の時を経て、今、原大陸は激しい変化の刻を迎える。
嵐の先になにが待つのか、まだ誰も分かっていない。
恐らくは、まだ、きっと…。新シリーズ最終章!


一言感想はこちらです。

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