昨日の MLBワールドシリーズ 第2戦に初登板した日本人投手! その名は Okajima


野球殿堂入り間違い無しの名投手 カート・シリングの後を受け 1死1,2塁のピンチに見事な火消しぶりを見せた日本人投手 Okajima


当日 全米ネットワークのTV中継で 視聴率が10%を超えた事実は その勇姿を全米ファン1000万人以上が見たことになります。


全米にその名を轟かせた その日本人の名前は Hideki Okajima !!


在米日本人は彼を同じ日本人として誇りに思います。


永遠にその勇姿を忘れる事は無いでしょう。 ボストンレッドソックスファンも同じく。

先日 10/21の MLB レッドソックスVSインディアンスの第7戦は全米に記憶に残る歴史的な試合でした。



右はボストン・グローブ紙の一面です。

日本人がこのように第一面に登場することはたいへん名誉なことです。

当日は 3勝3敗で迎えた最後の試合、どちらが負けても今シーズンが終わる日ですから、どちらのファンにも命がけの思いではなかったでしょうか?

NYに住む私でさえ、こんな大変な試合に日本人投手を使うなんて、、負けたら翌日は日本人叩きで大変なことになるのでは!と危機感を感じました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

レッドソックスファンというのは地元ボストンだけではなく全米に散らばっており、その数はMLBでも最大ではないかと思われます。


よりによってこんな試合に 日本人選手を使うなよ!と苦情を言いたいくらいの1日でした。(´・ω・`)

前回まで4回途中でKOされていた松阪でしたが、今回も4回くらいから怪しくなり、5回にはKO寸前でした。

私が思うに キャッチャーの要求する配球が見え見えで インディアンスもそこを見ぬいているみたいでした。

こんなとき キャッチャーが城島だったらなーと嘆きました。(;^_^A


なんとか5回を乗りきり 次もまた日本人投手・岡島!ヽ(*'0'*)ツ

オイオイ! 他にいるだろが!(`×´)  ナックルボール投げる奴とか、剛速球を投げる奴とか、、( ´(ェ)`)

岡島の球速だとすぐ打たれてしまうようなイメージがあるので、こりゃどうなることやら(;^_^A 冷や汗ものでしたが、奇跡的に8回までいったので、もうここらへんで 地元米国人のベケットとかパベルボンに任せておけよと声高に叫びました!


結果的には 日本人選手が七回まで試合をリードしたので 役目は充分に果たしたと思い、一安心ってなところですかね!(‐^▽^‐)

それにしても大変な1日であり、この試合は全米中継されていましたので、米国中の人が見ていたので、松坂、岡島の姿は永遠に記憶されることでしょう。

特に 試合中の観客席には日の丸の旗を振った人や日本語のプラカードを持った人とか 必勝のハチマキまでした人が見かけられましたが、それが日本人と思いきや 全部 あきらかに金髪の米国人であったのが不思議でありませんでした。

こんな光景 日本人が見たら 本当に異様に思えると思います。



 左は ボストン・ヘラルド紙の第1面です。

(QUIET MANの表示は関係なし)


それにしても こんな大事な試合にDice-K&岡島 と 心中するつもりだったレッドソックスは日本で見ていた日本人にも熱き思いを与えたことでしょう。


次のワールドシリーズは またも日本人対決! 今度はどちらが勝っても日本人チームなんおで、安心して見られそうです。( ̄▽+ ̄*)

それではまた

NYには日本の文化等を紹介する会場として ジャパン・ソサエティーがあります。

そこで9/28から来年の5月まで月1回 60年代の日活アクション映画特集をやっています。



右はNYで発行されている日系新聞の記事です。

記念すべき第1回目の上映作品が「拳銃は俺のパスポート」(67年作)だったので宍戸錠さんがわざわざメッセージを送っています。


まぁ日本ならチャンネルNecoで日活映画を毎日流しているので

この作品のビデオくらいファンは持っているものですが、こちらでは古い日本映画など 黒澤、小津、溝口くらいの大物の映画しか

ビデオ化されていないため、地元のニューヨーカーにとっては新鮮な驚きでもって迎え入れられています。


私も映画通ですので、全盛時の日活アクション映画はつぶさにみており、「拳銃は、、」は代表作の一本でしょう。

いま見直しても 音楽がもろにマカロニ調で内容はドン・シーゲル並みのハード・ボイルド調ですので、海外向けにはもってこいの作品です。


当時の日活アクションはその無国籍ぶりが有名ですが、それはアメリカの西部劇とかフランスのフィルム・ルノワールから影響を受けたものも少なくありません。それが80年代には香港ルノワールにも多大な影響を与えているのですから 映画は国境を超えた表現芸術ともいえます。


なぜいまどき 古い日本映画を見て喜ぶのか? それはもちろんいまのアメリカ映画がつまらなくなってきたことがあげられます。

私も最近のアメリカ映画を見たいとは思いません。

アメリカ映画はいつでも盛況でたくさん作られてはいますが、内容はウソばかりのインチキで

現実感が無くなってしまったのが失望の原因でしょう。


スパイダーマンとかバットマンだとかの荒唐無稽のヒーロー物、相変わらずの暴力礼賛映画、正義のためには殺人も正当化されその罪さへも問われない異常な結末。

復讐の正当化など、、そのバカさ加減は尋常ではありません。


TVをつけても NEWSなど過激な内容のものばかりだし、ドラマでもはでな暴力シーンばかりだし、これが現実か?と空恐ろしい思いをします。


こういう時に60年代の映画を通して その時代へ逃避行するのもあらゆる人間の持つ心情ではないでしょうか?