「おっちゃん王国」NTG(大人になりきれないおっちゃん)のブログ -32ページ目

人命救助

先日のお話。

駅の階段を降りていたら、
「頑張れ!頑張れ!」
という若い男性の声が聞こえてきました。
前方に、なんとなく、5、6人ほどの人の集まりが見えました。(マスクをしていて、曇るのが嫌なので、この時はメガネをしていませんでした)
なにごとかと思い、近くまで行くと、一人の青年が、床に仰向け?になっているオレンジのダウン姿?の人物の胸のあたり?を、必死で押さえています。両手で、全体重をかけるように、グッグッと何度も何度も。
心臓マッサージ!?
そのそばでは、もう一人の青年が、横たわっている人物の身内なのか、肩のあたり?をさすっているようでした。
心配になって、そのそばに立っていた青年に、思わず、
「大丈夫ですか?」
と、ありきたりな、その場ではあまり意味のない言葉をかけました。
「ああ。大丈夫ですよ」
という、馴れた口調の返事を聞きながら、わたしは、その場をすぐに立ち去ることを決意しました。
(大丈夫・・・)



倒れているオレンジのダウンの人に見えていたのは、実はスーツケースだったんです。裸眼だったので、見間違えたんです。

で、よく見てみたら・・・。

オレンジ色のスーツケース。
そのスーツケースが大量の荷物でパンパンになっていて、一人(心臓マッサージの人)がそのケースを上から無理やり押さえ込み、(肩をさすっていると思っていた)もう一人がケースのチャックを締めようとしています。

ホームで電車を待つ間に、カバンから取り出したいつものメガネをかけました。
すぐに曇ったレンズが、わたしの胸の内を代弁しているようで・・・・・・。