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なにも残らない昔話#51 ~アニキ☆マンマン外伝~


↑今日のBGMをどうぞ♪




闇の化身と火炎の龍魔人の攻防は、強大なエネルギーのぶつかり合いにより、凄まじい衝撃波を幾度となく発生させました。その影響は、戦場から遠く離れた場所にもおよびました。
「ん?いつもの、あのサイトにつながらんわい。また、電波の調子が悪いんかの」
かつての最強戦士であった特撰肉マンマンのバーモン・リーは、持て余した時間を、自宅でスマートフォンと楽しく過ごしていました。

「なかなか埒があきませんね。戻っておいで、ユリコ」
オザーケンは、ユリコを呼び戻しました。ユリコは肉マンマンへの攻撃を中止して、闇の体をゆっくりとひるがえしました。
「予想どおり、わたしのユリコとあなたのマジオーラは、同等の力のようですね。こうやって闘いを繰り返しても、お互いのオーラ力(ちから)を消耗するだけです」
オザーケンは、帰ってきたユリコを労るように、頭っぽい部位のあたりを撫でてあげました。
「こっちは、消耗戦大歓迎なんだがな。お前とオレがいなくなっても、アンマンマンが残る。正義の志を受け継ぐ者が、未来を切り開き、希望をつなぐんだ」
「そうですか・・・。でも、わたしも猫ちゃんランドという希望を捨てるわけにはいきません」
オザーケンは、涼しい表情で、ユリコを撫でています。
「・・・・・・」
(おかしい・・・。なにかがおかしい。なんなんだ、この違和感は?)
肉マンマンは、現在状況に疑問を持ちました。激しい攻防のあとだったので、思考力が低下気味だったのでしょう。その疑問が何なのかがわかるまで、少し時間がかかってしまいました。
でも、答えが出ました。圧倒的な絶望感を引き連れて。
「!!」
肉マンマンの全身の炎が、一瞬弱まりました。
「ん?どうしました?あっ、もしかして気付かれましたか?」
無邪気な笑顔を見せるオザーケン。
「全てを否定する闇の化身に触れても、なんともないということは・・・。オザーケン、お前も・・・」
「ええ、その通りです。あの肉マンチとヒュージョンするというふざけた奇跡があるぐらいです。わたしとユリコのヒュージョンも認めていただきたいものですね」
なんということでしょう。
オザーケンは、ユリコとヒュージョンできるのです。それは、ただでさえ恐ろしく強いユリコの更にその上をいく存在があることを意味します。肉マンマンは、なんとなく掴みかけていた希望が幻になってしまったことを理解しました。
(あちゃぁ・・・。これは、マジでヤバい状況だぜ)
離れた場所でひととおりの成り行きを見ていたアンマンマンも、同じ絶望をいだいていました。
(うわぁ・・・。いよいよ、あかんわ。オタスケ、オタスケ・・・)
絶対的な恐怖を前に、誰にともなくお祈りするアンマンマンなのでした。



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