橋下徹氏が8月7日のフジテレビ(日曜報道)に出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一協会)のいわゆる名称変更問題で、前川喜平元文科次官に対して「正義の味方みたいになってるが、前川さんが違法です」とコメント。橋下氏本人は、今回のケースだけでなく、きちんと法律のルールに基づいて判断すべき、トラブル団体だから認めないとか、例えば担当の官僚が気にくわなければ認めないとか、感情で判断するべきではない、と言いたいのかもしれないが、今回はそこに論点を持っていくべきではないと思う。確かに個人の感情だけで良い、悪いを決められたらたまったものてはないし、そのことは言うまでもなく当然だと思う。しかし今回はそもそも二之湯国家委員長が旧統一協会の霊感商法に対して「被害届はない」と驚きの発言があり、それを警察庁が「被害届ではなく検挙がないと」あわてて訂正、というか、さらなる爆弾発言(つまり被害届はあるけど検挙していない、できていないということ)(これだけの被害があってこれはまずいでしょ)があるわけ。つまり、宗教法人法第二十八条(規則の変更の認証)第一項第一号その変更しようとする事項がこの法律その他の法令の規定に適合していること、とあり、この要件を備えるかを所轄庁が審査し決定する。もっと言えば宗教法人法第八十一条(解散命令)第一項第一号法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたこと。を所轄庁等の請求により裁判所が認めた場合には解散を命ずることができる。これだけの大規模な被害、役員等が罰せられる可能性もあったかもしれない。橋下氏の言うようにルールが足りないところは多々あるかもしれない。それでも被害に対して検挙もできない状況や検挙もなければ法令に違反しているかどうかすら分からないような状況がまずおかしいわけで、前提がズレテル段階のものが通ってきて最後だけルールに基づいて判断しろって、意味がわからない。前川氏に噛みつくのではなく、トラブル団体が簡単に名前を変えて二次被害を生まないような法整備を提案するとか、本当の正義の味方の発言をしてほしいと切に願います。そもそも法整備云々ではなく、本質の何故名称変更認められていなかったものが、下村大臣のときにあっさり通ったのか、そっちの方が問題ありだと思います。