同じことを学んでも全く逆の結果が出る
ことがあります。

私は学べば学ぶ程辛くなる時期が
ありました。

それは、今まで意識してなかったこと
を意識しだしたからです。

たとえば、あるセミナーを受けて
「悩みや問題は自らが作り出している」
ということを学んだら、
やっぱり自分が悪いんだと思い、
自分はダメだと思い
ダメな自分をより強く感じるように
なりました。

「因果の法則」を学んだあとに、
ひどい目にあったら、きっと自分が
どこかで、いつか同じようなことを
したに違いないと思い、やっぱり
自分はダメだと思う。

セルフイメージなんて言葉を知らず、
あまり自分を意識してなかったのに
意識しだし、自分はセルフイメージが

低かったと自分をジャッジして、
自分はダメだと思う。

 

こんな感じで、学べば学ぶ程
ダメな自分を強化してました。

自分を成長させたいと思って
学んだのに、自己卑下、自己否定
が強くなる一方でした。

なぜこうなったのか、知識の使い方
を知らなかったからです。

包丁は料理を作るのに使えば、
料理を食べた人を感動させたり
幸福感を与えたり、喜びを与える
ことができますが、使い方を間違
えると、自分を傷つけ、人を傷つけ
最悪、殺人凶器にすらなります。

言葉も同じです。

その言葉をどのように解釈し、
どの様に使うかで自分を成長させたり、
心を傷付けたり、
人の心も傷つけることになります。

自殺に追いやることすらあります。

 

学びを自己成長のために使えば
良かったのに、自分をジャッジし、
責めることに使ってしまい、
ダメな自分を意識しだして、
ダメな自分を強化してました。

学びの使い方の間違いに気づき
自問自答して振り返りました。

学ぶ目的は何なのか?
自分を成長させるためでした。

ならば、自分を責めることは
成長には繋がらない。

成長したいと思ったから、
成長するために問題を作り出す
こともあるでしょう。

 

学んだ結果、自己否定が強くなった
今まで問題としてなかったのが
問題として浮き上がってきた。
 

そもそもこの自己否定は
学んだから出てきたのか?
 

自分で見ないようにしていただけ

 

悩みや問題を作り出した自分を
理解し、成長へとつなげていく

逆に問題を持つことで、
現状にとどまることができる
メリットもある。

どちらが自分にとって受け入れ
やすいかだと思い、成長するために
問題を作ったと思いました。

これを解決したらどんな成長した
自分がいるのか想像しました。

問題を解決して、自信と誇りを
持った自分がいました。



こんな自分になりたくて、
この問題を作り上げたんだ

こう思えると、もう問題では
なくなりました。

成長するためのプロセスです。

では、どの様に解決してゆくか
を考えられるようになりました。

 

学んだことを、自分が成長するために
使い、実行してみて、体験して知恵に

変えていけばいいと思いました。

 

何か少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

 

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