失敗人格という言葉を聞いたことがありますか

 

失敗人格とは脳科学モデリング研究所の
石川大雅さんが提唱しています。

 

成長過程でその時々に遭遇するインパクト
のある出来事や状況に「うまく対応して
己を守る自分」を「人格」と言う前提が
あります。

 

「失敗人格」とは失敗することで自分を

守ろうとする役割があります。

 

子供の頃に自分の意見を言って否定されたり、

怒られたりして嫌な思いをした経験があった場合、
否定されたり、怒られたりしないように、
「自分の意見を言わない失敗人格」を
作ってしまいます。

 

そして、自分の意見を言わない失敗人格

で失敗を繰り返すことがあります。

 

失敗人格は連鎖をするのが曲者です。

 

中小企業の社長や役員に多く居ますが、
「すぐ部下を怒鳴りつけてしまう失敗人格」
      ⇓
「関係ない従業員に当たり散らす失敗人格」
      ⇓
「頭でわかっていても怒りを抑えられない
自分を責め続けてしまう失敗人格」
      ⇓
「お酒に溺れる失敗人格」

この連鎖を繰り返してしまいます。

また、トリガーとなる失敗人格や言葉も
あります。

 

自分の中に50以上の失敗人格
があるという考え方です。

 

 

その考え方をするようになってからは
失敗した場合、自己否定したとしても、
全人格を否定するのではなく、
自分の50分の1の失敗人格の否定で
留まります。

 

そう思うと、とても気が楽になり、
その失敗人格も自分を守るために
できたものなので、
否定する必要もなくなりました。

 

失敗人格はいくつもあり、関連しあって

引き金となるものもあります。

 

失敗のパターンは失敗人格のパターン

でもあります。

 

引き金になる失敗人格から連鎖のように

失敗人格が誘発されます。

 

自分を責める失敗人格
言い訳をする失敗人格
過去のパターンにこだわる失敗人格

目上の人にこびへつらう失敗人格

人のせいにする失敗人格

自分の意見が言えない失敗人格

 

また、相手の人に対しても同じように

一つの人格でなく一部の人格として

みると全人格否定なことにはなりません。

 

鏡の法則の代わりに

自分の中の色々な失敗人格が
仮面をかぶって分身として目の前に
現れてきたと思うこともできます。

 

クライアントさんの場合は、

特に効果的でした。

 

自分の分身と一緒に目標に向かい、
ブロックを外し、目標を達成した暁に
一緒に喜ぶ時には、自分と分身の自分
が一つになった気がして、一体感を感じ
れます。

 

相手を自分の分身と思うと相手の事が
自分事化して関わりやすくなりました。

よかったら試してみてください。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

 

あなたと周りの人が幸せでありますように!