ちょろっとメディア考

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『姉の結婚』

主人公である平凡な図書館管理人(アラフォー、でもやっぱり綺麗)が
なぜか

なぜか

なぜか

イケメン肉食系強引なカッコよ過ぎる医者に好かれちゃう!



本当に要約するとそういうお話だと思いますお。

医者が実は既婚とか、

その医者の奥さん(浮気三昧のワガママ妻)と主人公がソックリとか、

主人公が「もう恋なんてしない」なんて
心に決めてるほどのトラウマを東京でこしらえてきたとか、


そういうのぜーんぶ、
余興です。(断言)
瑣末なことです。

全部は、街でウワサのイケメン医師に
なぜかストーキングレベルで好かれ、
なぜか「愛してます」とつぶやき、
なぜかいきなり強引キスをかまされ、


それでもなぜか、
主人公は困惑している、むしろ困っていて、怒っているのです、

「こんな得体の知れないヤツに好かれてワタシどうしよう」
「・・でも、ちょっと気になる・・・・かも」



アラフォーになってまで
そういう少女マンガ設定を引きづりたいのか!
引きずりたいのか!
えぇ!

もうこういう構図に飽きた世代の女の子が
読みたくなるのが

西炯子 という人のマンガを読むんじゃないのか!


そういうツッコミをいれたくなるマンガでした。
女性はいつまでたっても、
白馬の王子様を待っているのですね。
勉強になりました。
正月早々、
Steins;Gate の全話を1日で完走しました。一人で。

自分、
バカなんでしょうか。
暇人なんでしょうか。
友達がいないんでしょうか。

はい、その全部です。

ひとまず感想です。


満足度は男性の方が大きいと思います。

理由は、
「主要キャラは美少女ばかり、しかも皆主人公が大好き。」
まぁ、主人公ハーレムです。
確かに主人公は性格はいい奴。本当にいい奴。
ただ女性視聴者にとっては、もう一人くらいイケメンキャラ、
とまでは言わないが、普通の男性キャラがいて欲しいと思う人がいるでしょうね。

何しろ主要男性キャラはハーレム主人公岡部とダル(ねらーオタ)だけなんですから。
あぁ、そういやこのアニメ、
男性用ゲーム原作なんだな、と。

物語自体はまどマギのほむらループが出てきており、
若干の既視感は否めないです。
また、主人公のハーレム設定に途中違和感を感じたものの、
22話のクリスとのキスシーンはカタルシスがありました。

22話にクライマックスがあると言っても過言ではない気がします。
それ程のシーンです。

なぜなら、岡部は周りの美少女に愛されて、愛されて、それでも一向に意思表示しなかったわけです。
一体いつ岡部は意思表示するのか!と10話以上引っ張られに引っ張られた後の、ようやくのキスですから。

しかし、クリスとまゆり、どちらかが死ななくてはならいという絶望的な状況の中、
「特別な人=クリス」を殺してまゆりを生かす道を選んだ理由に納得感が無かったです。

「まゆりを生かす=タイムマシーンの発明前に戻り未来を改変する」
という使命感があったようにも見えなかったためですね。

「守りたい幼馴染VS3週間ループで特別な感情を抱いた相手」。
これでまゆりを選ぶという岡部の感情がわからない!

むしろ、ここまでやり直しまくって、ループして、
いろんな乙女の感情を犠牲にしてきた過去があるから
「もう、このまま突っ切っちゃいたい!」
そんなヤケクソ感情なんじゃないか、と。

つーか、
一視聴者としては

会話のテンポが遅く、
頭の回転も遅く、
なぞの「とぅっとぅる~★」「まゆしぃは~~なのです★」調のセリフ、
裏になんかあるのか?と思わせて意外とそうでもないキャラ
・・・・な若干イラポイントをつくキャラよりはですね、

聡明で美人でひんぬー気味なクリスちゃんを推したいワケよ!うん。
ナゼ まゆり なのだ!

岡部よ、

ナゼ まゆり なのだ!
(大事なことだから2回言いました)


この作品はネットで絶賛されています。
確かに岡部キャラや時空移動系ストーリーは面白いです。
ですが、主に男性ウケする作品であるという傾向は間違いないと思います。



と、なんとなーく批判的な目線で書いてしまいましたが、
16話くらいからは物語のスピードもアップ!
目を離せない!

そして、ホラー的な側面もどんどん加速していきます。
モエカの「殺す~~~!!!!!」連呼にはゾクゾクきました。
狂気って怖いよ。
あと、クリスを刺したお父さん。怖すぎ。
最後まで徹底的なクズとして描かれていてウケた。


てか、気づいたんだけど、登場人物の男役って、みんな影ありorクズ設定だよね。
つか、女性が感情移入(もといお気に入り設定)しずらい気がするんだ。

自転車やのおっちゃん(ミスターブラウン)も、
クリス父も(言わずもがな)、
ダル(見た目としゃべり方の問題。「あの花」でいうぽっぽ未満のポジション)も。

岡部は、人を選びそう。


まぁ、とりあえず。
娯楽アニメとしては、楽しめます。

メッセージ性を考察、いやもとい、妄想すると、
時間をもうどうにも動かせない(シュタインズゲート)地点にいたった訳ですので、
そこで「何が起こっても、受け入れる。」

そんな前向きで一歩成長(?)した境地に至った主人公のお話。
っていうのは言いすぎですかね。


まぁ、エゴ(まゆりを絶対救うこと)を
最後まで貫き通した上での「受け入れる。」ですからねぇ。
そういうものなんかな。

でも、まゆりを救おうとして必死になるオカリンを見ているのは
結構辛かったです。

ワンピースのアラバスタ編でビビに感情移入しすぎて
終盤つねに読んでいて重い気持ちだったのを思い出すレベル。www
早くビビ(オカリン)助けてルフィ!!!
・・・な気持ちでしたよ。

しかもシュタインズゲートのオカリンには
麦わら海賊団的な仲間がいなくて、ほぼ1人で戦っていたので
本当に、一体誰がオカリンを救うんかい!!と。

しかも、唯一の仲間クリスたんは記憶を共有できないし、
挙句の果てには死が待っているという絶望感。

しかも、今回なんとかタイムマシン競争がない世界線に来たわけだけども、
また誰かがタイムマシン論文を書いてしまえば、
また凄惨な未来が待っている。

必然的に。運命的に。


なんか、怖くなってきました。

というなんだか支離滅裂な感想です、ごめんんさい。
これは可愛すぎる。ペンギン動画。←はしゃぎすぎなペンギン。

ついでに・・・
考察をまとめサイトより引用

525 名前:名無しさん 投稿日:2011年12月24日 08:36
「少年よ、我に帰れ」というもう一つのテーマから言えば、真砂子にとっては兄を取り戻したい、陽毬にとっては一人だけあらぬ方向へ暴走してしまった冠馬の心を取り戻したいというダブルミーニングになってると思う。冠葉という名前にはカンパネルラとカムバックの両方の意味が含まれてる。

陽毬の運命の人は晶馬だったけど、彼女はちゃんとふられてから自分の命に代えて冠葉の心を取り戻そうという決心をしている。二人は血は繋がってないけど容姿も性格もよく似ていて優しく人を癒す存在だけれども、情熱的に境界を超えていく冠葉や苹果のような激しさを自発的には持ってない。本当の兄弟ではないが兄弟的な関係。冠葉と陽毬は異性的。冠葉の度重なる自己犠牲はいつしか陽毬の心を動かしたはず。少なくとも陽毬が死ぬ間際に呼んだ名前は冠葉だった。
冠葉には自分が陽毬の運命の人でないことに深いコンプレックスがある。冠葉は著しく間違った方向へ暴走してしまったけれども、それが全て愛からであったゆえに愛した者たちからの救われた。始まりは冠葉が晶馬に渡した半分のリンゴであり、そのリンゴが自分へ帰ってきたときに(陽毬が冠葉にキスした時に)冠葉の心も帰ってきた。
晶馬は冠葉のリンゴを返す代わり、別の苹果を得た。冠葉からリンゴをもらったときは思いつかなかった何かを伝えたい人、伝えたい言葉の両方。そして同時にリンゴを分け合うことのもう一つの意味「運命を改変する」ことの罪を引き受ける。

主人公達はそれぞれ自分の命を犠牲にして誰かを助けている。それゆえ彼らは「本当の幸い」を分け合った場所において永遠に一緒にいられる。誰も愛せないサネトシだけが暗闇に取り残される。

これもハッピーエンドなんだろうな。