厚生労働省は日雇い派遣大手のグッドウィル(東京都港区)に対し、事業停止命令を出す方針を固めた。禁じられた港湾荷役業務への派遣などの法令違反が複数確認されており、約800カ所の全事業所が対象となる見通し。事業停止期間も数カ月と、大手派遣会社への処分では最長となる可能性がある。グッドウィル・グループでは、介護子会社のコムスンも介護保険の不正請求で処分を受けており、グループトップの折口雅博会長の経営責任が問われそうだ。


 厚労省は、グッドウィルに年内に処分を通知し反論を聞いた上で、年明けに事業停止命令に踏み切る見通しだ。


 グッドウィルでは今年7月、契約上の会社とは別の会社に労働者を送り込むといった、職業安定法に違反する二重派遣の状態で、労働者派遣法で禁止された港湾荷役業務に東京都の男性労働者を従事させたことが発覚。男性は労災事故にあったが、労働基準監督署への報告も適切になされなかった。


 これを受けて厚労省は、東京労働局を中心にグッドウィルの事業所の全国的な調査を実施。派遣法が定める「派遣元責任者」がいないなど、法令違反が相次いでわかった。さらに関係者によると、二重派遣が複数の事業所で運送業界を中心に行われていたという。


 グッドウィルは05年6月、禁止された建設業務への派遣を繰り返し、東京労働局から事業改善命令を受けた。厚労省は以前にも処分を受けたことや、複数の事業所で多数の法令違反が見つかったことを重視。法令順守体制の整備には、全事業所を長期間事業停止させる必要があると判断した。


 停止期間中は、すべての新たな派遣ができなくなる。グッドウィルは1日3万人近くを派遣しており、多数の労働者の仕事が失われる可能性が高い。厚労省は事業停止命令と同時に事業改善命令も出し、再発防止や雇用の安定に配慮するよう指導する。


 今夏の違法派遣発覚を受けて、グッドウィルは「利益より法令順守を優先させ業務を全面的に見直す」(広報IR部)とし、事業所の統廃合や派遣元責任者の明確化といった対策を急いでいた。


 グッドウィル・グループでは、介護事業子会社のコムスンで、事業所の虚偽申請など一連の不正が発覚。6月に厚労省が事業所の更新を認めない処分をし、介護事業から撤退した。グループ内で行政処分が相次ぎ、経営への影響も予想されることから、折口会長の辞任を含む責任問題に発展する可能性がある。


 日雇い派遣業界では、大手のフルキャスト(東京都渋谷区)も今年8月、港湾荷役業務への派遣で、全事業所が1カ月(一部2カ月)の事業停止命令を受けている。大手2社に相次いで事業停止命令が出ることで、違法派遣につながりやすい日雇い派遣のあり方の見直し議論が加速しそうだ。


ソース:asahi.com



日雇いとか派遣はもう全部禁止にしたらどうですかね?
あんな低賃金で遠くまで行ったりして何がいいんですかねぇ。
グッドウィルって『親善』って意味だけど全然違うしww
でも,倒産する様子はなさそうです…。

 政府は、北朝鮮が返済することになっている朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の軽水炉建設費用に対する国際協力銀行(JBIC)の融資残高448億円について、事実上、肩代わりすることを決めた。


 政府がKEDOに資金を拠出し、KEDOが同銀行に返済する形を取る。資金の拠出は来年度から最長5年間にわたり、来年度当初予算案に約90億円を計上した。


 外務省幹部は21日、「北朝鮮に今後、返済を要求する」として、「肩代わり」ではないとの立場を強調した。ただ、「北朝鮮が今後、返済に応じる可能性はほとんどない」(政府関係者)と見られており、北朝鮮の債務を日本国民の税金で補てんする形となるのは不可避の情勢だ。与党内からも、対応を疑問視する声が出ている。


 日本政府は1999年4月に、KEDOが北朝鮮に供与する軽水炉型の原子力発電所2基の建設資金として1165億円(10億ドル)を上限に、JBICがKEDOに融資することを閣議決定。融資分は、北朝鮮がKEDOを通じて返済するが、北朝鮮が返済しない時は、日本政府が損失補てんするとしていた。北朝鮮の核兵器保有宣言などを受け、06年5月に軽水炉建設事業の廃止が決まり、448億円が焦げ付いた。


ソース:YOMIURI ONLINE



また政府がおかしなことしてます。
なぜ肩代わりする必要があるのでしょうか。
返済する気なんてないに決まってるじゃないですか。
今までの行動を見ていればよく分かるでしょうに。
政府はそうやってお金使ってますけど,それは国民が納めた血税です。
そこんとこもっとよく分かってもらって慎重に使ってもらわないと困ります。
そんなんだから納める人が減っているんですよ。

大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)が消費期限切れの原料などを使用した問題で、同社泉佐野工場(大阪府泉佐野市)でも、シュークリームの期限表示を社内基準より1日長く表示するなどの不正をしていたことが18日、明らかになった。大阪府が同日立ち入り調査し、判明した。同工場は埼玉工場と商品を相互供給、双方の工場長が期限表示のごまかしを指示し、本社もこれを承知していた。一連の不正が会社ぐるみだったことが、改めて明確になった形だ。

 大阪府食の安全推進課によると、泉佐野工場は05年7月11~12日に製造したシュークリーム2種類の1万9000個について、社内基準では製造日から3日とされる消費期限を1日多い4日と記載したうえ、埼玉工場に出荷。06年10月22~24日には、埼玉工場製のシュークリーム1万4600個でも同様の不正があり、泉佐野工場に搬入されていた。

 両工場では、製造ラインの保守点検などで製造を休止した際、もう一方の工場がつくった商品を送る方法をとっていた。その際に両工場長は、消費期限を社内基準よりも1日長く表示するよう指示。工場間の輸送に1日程度かかるため、取引先の小売店などに対し、実際より新しい日付で製造した商品に見せかけるためだったという。

 泉佐野工場ではまた、製造したプリンを消費期限を記載しないまま埼玉工場に出荷し、埼玉で期限表示を印字することが常態化。消費期限を実際より延ばすのが目的とみられ、本社も了承していたという。

 同社やグループ会社が運営する7工場で、不正や違反が確認されたのは3工場となった。府は泉佐野工場に社内基準や食品衛生法の順守を指示し、引き続き調査を行う方針。


ソース:朝日新聞


また不二家ですか。
いい加減学習しなよって感じだけど,いつまでやるつもりなのかね。
こりゃもうクリスマス終わったね。
でもさ,シュークリームって生ものだけど,4日くらい過ぎても十分食べられると思うんだよね。
ペコちゃんのほっぺとか過ぎても普通に食べてたよ。
もう一回消費・賞味期限の付け方見直したほうがいいと思うなぁ…。