ドーハの悲劇 | 気まま勝手にコーナーキック

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日々たくさんのニュースから、気になることまで自分的自由雑感を書いています。「コーナーキックからの展開」が好きな自由人です。

今、サッカー界は2014年のブラジルワールドカップに向けて
盛り上がっていますね。
でも未だに最終予選といえばあのドーハの悲劇が
頭から離れません。
ドーハの悲劇の頃、私はまだ高校生でした。
もし今最終予選があったらスポーツバーやスポーツ居酒屋で
集まってみんなで盛り上がって観るのですが
まだお金もなく時間も遅かったので自宅で一人テレビ観戦。
そしてまさかの同点ゴール。
ロスタイムになっていたのもあり完全にワールドカップに
行けると思い込んでいただけにショックが大きい。

まだ携帯電話なんか持っていなくポケベルもサラリーマンとかが
持っているだけで高校生などはほとんど持っていないあの頃。
まるで緊急連絡簿のように家電(いえでん)から家電へと
悲しみの電話。
嘆きの叫び。そして我々の浅はかな考えで出た結論は
「悲しみを表現するため明日の学校を休もう!」
というもの。
結論が出て再び連絡簿。親に睨まれながら連絡簿が終了したのが
もう空が明るくなりかけていました。
もし「ちゃんと学校に行こう」となっても
起きられなかったかもしれません。

悲しみの行動から一夜明けて翌朝意気揚々と学校に向かった
我々は先生に理由を話したところ…こっぴどく怒られた事は
言うまでもありません。

もし今だったらメールだのLineだので一斉連絡できて
こんなにも盛り上がらなかったでしょう。
そう考えると良い時代に青春を過ごしたなと今でも
最終予選を見ていると懐かしくなります。