就職できない学生さらに増える | 気まま勝手にコーナーキック

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昨年まで新卒者(大学3年生)向けの会社説明会は10月に解禁されていた。

今年から2カ月遅れになったのは、大学側から「早期の選考活動は学業に影響が出る」との指摘を受けた経団連が、選考活動の指針となる「倫理憲章」を改正したためだ。

1997年に経団連が企業側に採用活動の早期化を自粛するよう呼びかけてきた。

近年は、3年生の6月ごろから企業のインターンシップが始まるなど早期化が進んでいる。

大学側の「学業に支障が出る」との指摘を経団連も考慮せざるを得ず、2011年3月、会社説明会だけでなく、就職情報サイトで学生の登録を受け付けるプレエントリーの開始など「広報活動」を従来の8月から10月とすることを決めた。 



経団連が会社説明会などを2カ月遅らせたが、面接や採用試験を4年生の4月以降の
ままとしたのは、リーマン・ショック以降、大学生の就職率が非常に厳しいからだという。

2011年春卒の大卒の就職率は91.0%と過去最低を更新。
この影響によって経団連は「4月の選考開始を遅らせると、
就職できない学生がさらに増える可能性がある」と懸念する。

片や、経済界の間では「4月以降」の選考開始をさらに遅らせるべきとの意見もある。

経済同友会や、商社など日本貿易会は、面接や試験などの選考を4年生の「8月以降」にすべきだと主張。就職活動が3年生の秋に始まり、早ければ4年生の春で決着するという例年のスケジュールは、

かつて就職活動が4年生になってから始まった時代と比べると、大学生が落ち着いて学生生活を送れるのは2年生までということになる。

学生の間では、これまで通り4月以降の選考を望む声が強いが、就職活動のあまりの早期化には、採用する企業側も危機感を抱いている。

こういった中で、ユニクロが大学1年生を将来の入社を想定をしたアルバイト採用というような事例もこれから普通に増えていくのだろうか。



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